考えたこと2

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石油からできるプラスチック
小泉進次郎が「意外と知られていない」と言ったのが、「プラスチックは石油からできている」ということ。
本当に意外と知られていないのだろうか。
これはどちらかというと、常識の部類だと思っていたが…。

プラスチックは合成樹脂と言われて、石油から作られることは学校で習った。
というか、石油から作られていないのなら、いったい何からできていると思っているのだろうか。
プラスチックという物質があると思っているのだろうか。

プラスチックという英語は、可塑という意味で、形を自由にできるというような意味だ。
自由に成形できるから、プラスチックモデルのように、自由に形を作って組み合わせることができるのだ。
今やこういうことが、当たり前の事実ではなくなっているのか。
本当なのだろうか…。

プラスチックやビニール、ポリウレタンなど、石油からできているものはたくさんある。
ペットボトルもそうだ。
プラスチックが石油からできているのを知らない人は、ペットボトルは何からできていると思っているのだろうか。
こういうのが、理科離れの影響なのだろうか…。
何だか信じられない。

小泉進次郎は、意外と知られていない、と言ったくらいだから環境相になってからその事実を知ったのだろうか。
ニュアンスとしてはそんな感じだ。
それが若い人たちの常識だとしたら、ちょっと信じられない。
そういう人が、環境相になって、レジ袋の有料化をしたのか。

昔は、プラスチックを燃やすと有害物質が出ると言って、プラスチックは燃やせなかった。
しかし、焼却炉の性能が上がり、プラスチックは燃やせることになった。
今は有害物質も出ないし、燃やすことでエネルギーリサイクルができる。
尼崎市はほとんどのゴミを燃やしている。

レジ袋を標的にするくらいなら、ペットボトルを禁止するほうがマシだ。
プラスチック全体の消費におけるレジ袋の消費量などしれている。
日本の石油消費のうちのたったの0.2%であり、レジ袋はゴミ袋としても有効利用されているのだから。

今の小泉進次郎を見ていると、日本の政治家もバカになったと痛感する。
もう少しまともかと思っていた。

早く辞めさせたほうがいいぞ。



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