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2021.03.30 Tuesday
ギターの弦交換
エレキギターの弦を交換した。
ぼくは普通の弦を使っているので、だいたい2か月くらいで交換している。 よく弾いた時は、もう少し短かかったり、弾かなかったら長かったりする。 普通の弦、と書いたのは今は弦の劣化を防ぐために、弦の表面にコーティングしているものもあるからだ。 値段は倍ほどするが長持ちする、ということだ。 以前はそれも使っていたが、弦を交換するのが楽しいし、新品になった弦で弾く時の楽しみを味わう頻度を上げたいから、普通の弦にしている。 弦の違いはあまりわからないが、ぼくの使っている弦はダダリオというメーカーのライトゲージ。 一番細い弦が010という太さ。 前にも書いたが、弦の太さはインチで表示されるので、010というのは0.01インチということだ。 ギターを習う前は009だったが、これはちょっと頼りないのではないかということで、010にしている。 もちろん、ギターの先生とアドバイスだ。 弦楽器というのは、弦を変えるたびに新品になったような気がする。 楽器本体はどんどんエイジングしていくのだが、弦は消耗品だから、変えた時に弾くのは気持ちがいい。 弦を変えると、弾いた時のアタックの感じが違う。 それはぼくでもわかる。 最近は弦のさび止めのメンテナンス剤もあり、それを塗っておくと錆びにくくなる。 それでも、ずっと張っていると、何となくアタック感が減って、ダルな感じになる。 そうなると、替え時だ。 ニッパー付きのワインダーで弦を緩め、12フレットあたりで切る。 ちょうど半分くらいになった弦を外し、まとめて燃えないゴミに捨てる。 新しい弦を出して、弦を張る。 昔のフォークシンガーたちは弦を切らず、張って余る弦を丸めて糸巻のところにつけていた。 それがかっこよくて、真似したものだ。 でも、今は巻き代をとって、張る前に切る。 こんなものにも、はやりすたりがあるのだ。 電子楽器やピアノと違って、弦楽器には張替という作業が伴う。 この作業が楽しくなってきたら、だいぶ年季が入ってきたということだろう。 張ってすぐは、弦のピッチが安定しない。 どうしても緩みが出るからだ。 これも慣れてくると、上手になって弦のピッチの安定が早い。 弦の交換は、弦楽器の楽しみでもあるのだ。 |
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