考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
ドリアンのダイアトニックコード
ドレミファソラシドのレから始まるモードをドリアンという。
レミファソラシドレ、というスケールだ。

マイナーセブンスの時に使えるモードだが、この特徴は6番目の音が長6度になっていること。
これはキーがCの時に二番目のコードである、Dm7で普通にCメジャーのスケールを弾けばいいのだと思っていた。

しかし、そういう時ばかりではない。
マイナーだから、移動ドで考えるとラから数えて6番目の音であるファがファ#になるスケール(これがドリアンスケール)の上に和音を積み重ねると、ドリアンスケールのダイアトニックコードができる。
AドリアンのダイアトニックコードはAm7、Bm7、CM7、D7、Em7、F#m7-5、GM7となる。

普通のAm(ナチュラスマイナースケール)のダイアトニックコードはAm7、Bm7-5、CM7、Dm7、Em7、FM7、G7という普通のコードだが、ドリアンスケールではダイアトニックコードが変わるということだ。

そういう風になっているとは思わなかった。
おのおののスケールには、その和音を積み重ねたダイアトニックコードがあるのだ。

だから、Am7一発の時に使えるペンタトニックスケールは、ラから始まるAmペンタトニック以外に
Bmペンタトニック(シレミファ#ラ)とEmペンタトニック(ミソラシレ)の3つになる。
これらのペンタトニックスケールなら、ドリアンスケールを外れないからだ。

こういうことは、ほとんどの人にはチンプンカンプンだと思う。
しかし、ジャズの和音とか、モードというものを知ろうとすると避けては通れない。
というか、実際にはやっていたことが、こういう理屈だったのかと後付けで感心したりする。

そういう喜びも出てきた。
こないだのレッスンは、そういう発見があって、すごく面白かった。

ぼくの先生はもともとはぼくと同じくフォークから入って、そこからロックに行き、いろいろ勉強してジャズもやっているという強者。
自身の昔からやっている「うるさい」ロックのバンドも続けている。
ぼくは聞いたことはないのだが、自分が年齢的には下から2番目で、上は5歳上というから、かなりの高齢バンド。
やるたびに、いつまでできるのかなあ、と言っているらしい。

いつも京都のライブハウスでやっている。

そういう仲間がいるというのは、うれしいことだと思う。





| | 考えたこと | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/238403
トラックバック