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2020.05.06 Wednesday
ロングスケール
エレキベースの練習をしている。
音程と押さえるべきところはギターと同じだからわかるのだが、スケール長が20センチほど違うのは大きい。 右手と左手の位置が広くなる。 そうなると、今までギターで覚えた身体記憶が全く通用しない。 おまけに、スケールが長くなっているので、フレットの間隔が広いし、弦の太さも相当違う。 当たり前のことだが、違う楽器を弾くのはとても難しい。 ぼくの買った中古のSR500は前のオーナーが大事に使っていたようで、ちょっとした傷はあるものの、全体にキレイで金属パーツなども錆びていない。 いい中古品を買えたと思う。 B+という評価だったが、十分だ。 基本的にベースは単音楽器だから、簡単だという意識はあった。 でも、そんなことは全くない。 とにかく、ベースを弾くと自分のリズム感が悪いことがわかった。 ベースはビート感を作る楽器なので、ビートを感じながら引かないといけない。 もちろんギターもそうなのだが、ベースはその比ではない。 常にノって弾かないといけない。 弦を弾くのは、基本は指だ。 右手の中指と人差し指を交互に動かして弾くのが一般的。 ギターのアルペジオみたいなものだが、弾くタイミングが難しい。 慣れてないと、リズムに遅れてしまう。 カラオケを流しながら弾くのだが、遅れると音楽にならない。 ギターなら、ちょっとくらいモタっても格好はつくのだが、ベースがモタると全く聞けない。 本当に下手くそなのだ。 ベースという名前の如く、音楽の一番基本を支えている、ということがよくわかる。 というわけで、この年になってベースの本来の難しさを知った。 いつになっても、人間謙虚さが大切だ。 |
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