考えたこと2

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学校閉鎖?
今回のコロナウィルスは欧米で被害が大きいというのは、ぼちぼち新聞等に載りだした。
さすがに日本は人口あたりで2桁少ない死者数を継続していることが、不思議だということだ。
何が原因かという記事もぼちぼち新聞や雑誌に載り始めた。
ネットの4ヶ月遅れくらいか。

死者数の実数で見ると、イギリスが3万4000人。
5月19日のデーターによると、イタリアが3万1908人、スペインが2万7563人、フランスが2万8111人、ドイツは7962人という状況。
アメリカは8万9562人ということだ。
すごい被害の人数になる。

対する日本はクルーズ船を入れても762人。
昨シーズンのインフルエンザの死者数が3000人ということだから、その1/4だ。

おまけに10代以下、10代は感染者も年代別で最も少ない。
10万人あたりで、1人か2人。
甲子園球場が満員になって、その中の2人以下という数。
ファウルボールが飛んでくる確率よりもかなり低い。

おまけに、感染しても軽症か無症状などの人しかいない。
これで小中高等学校を閉鎖しているのはオカシイのではないか。
よほど文科省は子供に勉強させたくないらしい。

ドイツは死者数が3000人でも、1ヶ月前に学校を含めて国境も開放らしい。
どうしてこんな差がでるのか。
日本では「命が大事」だからだ、という意見はあるが、それはドイツでも同じだろう。
面と向かって「命より大事なものがある」などという政治家はいない。

それでも、ドイツで開放しているのは、それが大事だからという指導者の強い意志があるからだろう。
日本でも大阪では吉村知事が学校を開放したいという意向がある。
国が解除すれば、という条件付きで6月1日から開放ということだ。

結局は国が解除を決めないと、解除できないらしい。
これはどう考えてもおかしい。
吉村知事が文句を言うのもわかる。
自粛要請等の汚れ仕事は県知事がやって、解除は国がするなど、おかしな話。

結局は指導者のレベルの問題なのだろう。
ドイツのメルケル首相は科学者だから、ちゃんと数字を見て、何が安全か自分で判断できる。
対して日本の首相は…。

子供を学校にやりたくない親は、義務教育を放棄したことになるが、それは仕方ない。
勝手にされる子供は気の毒だが…。

でも、どう考えても、学校はすぐにでも開くべきだと思う。

数字を見れば、バカでもわかることだ。



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