考えたこと2

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若者の購買行動
今の若い人たちは何かを買う時に、ネットでググって評判を調べたり、価格を調べたりするのだと思っていた。
美容系に関して言えば、それがそうでもないらしい。
彼女らが何を買うかを決める時に見るのは、Instagramだという。

調査会社によると、2018年のデーターではSNSの情報に影響を受けて買い物をする人が半数。
それが15歳から24歳だと64%、25歳から38歳では51%に上がるという。
購買力がある若者を25歳から38歳とすると、その年代がInstagramの影響が大きいということだ。

ぼくは、Instagramは時々見るだけだが、若い人たちは企業の公式アカウントをフォローしているらしい。
楽器メーカーやソニーなどをフォローしてみたが、いろんな動画が出てきた。
要するに、宣伝を見せるということなのだろう。
短いCMを作ったら、まずInstagramにアップすることがフォロアーにとっては宣伝になる。
もともと、気に入ってフォローしているのだから、買ってくれる確率は高い。
文字は見る気がない人たちがメインだから、動画は有効だ。

化粧品などは、文字情報では説得力が低いので、動画はぴったりだ。
ハッシュタグを使えば、化粧品全般をフォローすることができる。

最近の若い女性はYoutubeで化粧を覚えるらしい。
すっぴんからのメークがたくさん投稿されていて、それが参考になるらしい。

要するに、ググるという行為は面倒なのだろう。
出てきた結果は文字だし(最近はYoutubeのリンクが出てきたりするが)、そこからもう一度クリックして表示させるという段階が必要だ。

パラパラとスクロールさせて選んだ動画を再生してみる、ということがやりたいのなら、スマホでInstagramが早い。

企業はどうやって自分を気に入っているユーザーを見つけ、できるだけ効果的な宣伝を打とうとする。
テレビのCMというのはもう時代遅れだろう。
おそらく、どんどん単価が下がっている。

だいいち、若い女性向けの化粧品の宣伝など、ほとんど地上波ではやっていないようだ。
中高年向けの化粧品の宣伝はよく見るが、ちゃんと使い分けているのだろう。

広告媒体のネット化によって、売る方はいろんな戦略を立てているのだ。
Instagramを見ていたら、それがよくわかった。

だからこそ、民放の番組がくだらない番組ばかりになる。
手間がかからず、安い芸人を並べてワチャワチャ言う番組ばかり。
これは仕方がない。

若者の購買行動は今から変わらないだろうなあ。




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