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2020.05.09 Saturday
ドクターのつぶやき
地域の病院では、コロナ対策で発熱外来をやっているところがある。
あるドクターが、ツイッターでつぶやいていた。 「今日の発熱外来。電話パンク、外来数およそ10倍(150人超え)、発熱なしでなんとなくだるいからPCR希望、一ヶ月前の熱がコロナだったか調べてほしい、平熱低めなのでCTだけ撮って欲しくて受診。 これが、なんと90%。完全に今日は破綻しました。ちょっとだけ休憩です。」 土曜日にこれだけの仕事をしているのは、本当にご苦労さまだと思う。 国がコロナの診断基準を下げたこともあるのだろう。 しかし、「発熱無しでなんとなくだるい」とか「以前の発熱がコロナかどうか」とか「平熱低めだがCTだけ撮ってほしい」とか、受診者はどうなってるんだろうか。 自分たちが医療崩壊をさせていると思わないのだろうか。 そんな人達が出てくるのも、マスコミの影響だとは思う。 この期に及んでも、コロナ怖い、と煽りまくっているからだ。 しかし、こんなことをやっていたら、いつまで経っても騒動は終わらない。 国民皆保険が悪いとも言えるが、人々の情報リテラシーが低すぎる。 おまけに、日本は欧米に比べて死者が2桁も少なく、すでに再生産数も1を切って十分感染は収束しているのにも関わらず、緊急事態対応を続けている。 ボストン・コンサルティングの調査では「新型コロナによる最悪の状況を脱していない」という消費者の比率は、日本よりもはるかに死者の多いイギリスやフランス、イタリア、アメリカを抜いて世界で1位。 何人インタビューしたか知らないが、80%を越える人がそう思っているらしい。 不況になるはずだ。 また10代以下、10代の人達は10万人あたりの感染者数が多くても2.2人という状況。 要するにコロナにかかりにくく、かかってもウィルスを撒き散らかさない。 そんな状態でも学校は再開しない。 義務教育というのは、子供が教育を受ける義務があるというのではない。 親に対して、子供に教育を受けさせる義務があるのだ。 こどもは教育を受ける権利があるということ。 それでも、こんな状態。 いかに日本の指導者が教育を軽視しているか、よくわかる。 専門家委員会は何をやっているのかはわからないが、こんな状態でも日本は十分安全なのだ。 どうなっているんだろう。 |
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