考えたこと2

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うんこ漢字ドリル
こないだ電車の中の広告に気になるものがあった。
「うんこ漢字ドリル」というものだ。
例文が出ていて「まさかその位置からうんこをするつもりですか」など、面白いものや、「うんこを水玉もようの長ぐつで踏みつける」というような普通?のものも載っていた。
一つ目の例文は位置の「位」のドリルであり、二つ目の例文は水玉の「水」のドリルである。
こんな調子で「うんこ」を題材にしてドリルができるようになっている。

これは面白いと思っていたら、日経トレンディに作った人の記事があった。
なんせ、小学校1年から6年までで習う感じすべてのドリルを「うんこ」を入れて作るという快挙?をなしとげている。
もとは「うんこ川柳」をネット上でやっていて、それを出版したかったらしい。
さすがに、それはストップがかかり、漢字ドリルに転換したとのこと。

うちに小学生の子供がいたら、絶対に買っていたところだ。

若い頃、スカトロジー(糞便学)についてどこかで読んだ覚えがある。
筒井康隆がらみだったと思う。
さすがに今は書かないが、昔ぼくらが読んでいたころはよくその手の短編を書いていた。
壺にいっぱい羽毛を入れて、その上でうんこをする、という話があったような気がする。
そこにふわりと落ちるうんこの模写があったかもしれない。

人間、生きていたらかならず誰もがする営み。
ある年齢になったら、常識的には抑制がかかるが、小さい子供は例外なく「うんこ」の話が好きだ。
精神病になったら、壁にうんこをなすりつけて自分の名前を書くというような症状もあるとのこと。
人間の存在と切っても切れない関係にあるのだろう。

そういう「うんこ」をテーマにして漢字ドリルを作った。
小学校で習う1006字について、一文字3つずつ例文を作り、なんと3018個も例文を考えたという。
「嫌悪感をなくすこと、生々しさを薄めること、ポジティブな例文にするという3つの工夫」が入っている。

なんと発売して2か月でトータル148万部のヒットになった。

やっぱり子供も大人も「うんこ」が好きなんだ。

大人版も出してほしいと切に願う。


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