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2017.05.15 Monday
コネクティッドカー
クルマは自動運転の時代が来ると言われているが、その先にはコネクティッドカーという時代が来るらしい。
トヨタなどがその動きを先取りしてやろうとしている。 実際KDDIと組んで開発をするとのこと。 今でも一部のクルマは通信で渋滞情報を取っているが、それがもっと大規模になるのだろう。 自動運転では車同士が通信できるようになれば、衝突を回避することができる。 ひょっとしたらスマホを持っていたら、それを認識して避けるというようなこともあるかもしれない。 そうなると、スマホは必需品になる。 日本の都市部では車通勤は少ないが、アメリカやヨーロッパは多い。 そういうところでは、自動運転になれば通勤時間にも仕事ができたりする。 昔、アメリカの映画で、車に乗ったまま見る映画館があった。 あれも、ビデオ・オン・デマンドでクルマの中で見られるようになる。 そういえば、最近は阪急電車でも最新の車両は液晶で動画広告をやっている。 あれもどんどん導入が進んでいるということは、初期費用は高くても儲かるんだろう。 中吊りの広告が減った分を、取り返そうとしているのだ。 調べてみると、三菱電機や日立、ソニーなどが参入している。 電車も動くインターネット端末になろうとしているということだ。 あれも、地上からサーバー経由で送っているらしい。 将来、シェアしているクルマで通勤をする場合には、広告もアリだろう。 地元のレストランなど、その地域だけで宣伝すればいいのだから安く宣伝できる。 店が近くなったら、スポットの宣伝を入れるなどの広告もある。 そんなつながり方も考えられる。 となると、その広告費は誰がもらうんだろうか…。 携帯電話のキャリアは、これからの市場として期待しているらしい。 たしかにクルマが通信するとなったら、大きな投資が必要だし、それをやって金が動く。 逆に自動車会社にとっては、自動運転で自動車を所有する価値が減って、利用する価値が上がるので、台数的には3割減という予想もあるらしい。 所有から利用へ、というのは21世紀のキーワードになるだろう。 音楽などもうそうなりつつある。 ストリーミングなどはまさにそのサービスだ。 音楽を所有せずに、聞きたいときだけ利用するということだ。 日本ではまだまだだが、アメリカではすごい勢いで伸びている。 インフラさえ整えば、便利だからなあ。 ぼくが生きている間に、どこまで行くんだろうか。 コネクティッドカーの未来はどうなるのか。 しかし、そうなればなるほど、サイバー戦争の価値は上がるだろう。 未来の戦争は、物理的に戦わなくても終わるかもしれないぞ。 |
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