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2015.06.09 Tuesday
年金機構
年金機構の個人情報が漏洩した。
漏洩して20日間も隠していたらしい。 役所のやりそうなことだ。 セキュリティ監視をしているところから、おかしなやり取りがあった、という警告もされていたのに、発生した。 気が抜けているんだろう。 民間企業なら、不買運動が起こったりするから、すぐに発表する。 年金機構はどれだけ不満があっても、それを使わざるを得ないから、いくら発表が遅れても損しない。 悪いハッカーは先に公開アドレスにメールを出して、非公開のアドレスを入手し、その上で非公開の職員にあててウィルスメールを送った。 それに引っかかって、メールを開いて添付ファイルをクリックしてウィルスに感染し、個人情報が漏洩したらしい。 これでマイナンバーなど扱わせていいのだろうか。 マイナンバーは地方自治体も扱うのだが、ここがまたひどいと思う。 もともとパソコンは効率化のために導入された。 インターネットが今ほど発達する前のことだ。 だから、効率化を図りたい民間企業はこぞって導入した。 それに反対していたのが、社保庁に代表される役所だろう。 パソコン操作は45分したら、15分休憩とか、一日5000キータッチ以内とか、そんな状態だったらしい。 仕事のやり方を変えるのが嫌なのだろう。 変わったら、また覚えないといけないからだ。 それに耐えて、民間企業の労働者はパソコンを入れて、仕事のやり方を変えた。 それが当たり前なのに、役所は嫌がった。 日本のサービス業の生産性を下げているのは、公務員の仕事も大きいのではないか。 でも、これだけインターネットが発達して、ようやく役所の仕事も追いついてきたのが現実。 民間から10年ほどは遅れているが…。 形はようやくできたが、人はそう簡単には変わらない。 セキュリティのイロハも知らない。 そういう人の教育をする人もいない。 トランプなら、総替えなんだが…。 |
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