考えたこと2

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働き方の変化
高度成長がバブル崩壊で終わり、みんなの貯金も社会保障費の高騰でチャラになりそうで、時代は本格的に変わってきたと思う。

いつまでも昔のやり方をしていられない。
働き方もその例外ではない。
だんだんと時代の流れとともに変わらざるを得ないし、実際に変わってきた。

今や非正規社員が4割を越えた。
好むと好まざるに関わらず、若い人も年寄りも、非正規が増えている。
パートやアルバイト、派遣などだ。

大企業は海外での雇用も増えている。
ある会社は部門まるごとシンガポールに移すというようなこともやっている。
グローバル展開している企業は、アジアの隆盛にしたがって、アジアでの雇用を増やすだろうし、移転も増やさざるを得ない。

中小企業も大企業の展開にしたがって、アジアに出て行くところが多い。
従業員100名程度の会社でも、中国やベトナムに支店を持っているというところが増えた。
国内市場は少子高齢化で縮小せざるを得ないからだ。
生き残るためには必死である。

これから国内で右肩上がりの産業といえば、シルバー産業だろう。
でも、その産業がどれだけの富を生み出すのか、疑問だ。
外貨も稼がない。

結局、国内市場は縮小する方向だろう。
どこまでそれを食い止めることができるかだ。
規制緩和等によって新たなサービスや新たな製品を生み出す会社を作っていくしかないと思う。
そのためには、きっと雇用を流動化する必要があるのだろう。

しかし、若い人ほど転職を嫌がっているという統計を見た。
全体を通してみても、6割以上が終身雇用を望んでいる。
もう終身雇用制度は終わりに近づいていると言われて久しい。
去っていく制度には、郷愁がある。

リクツの上では流動化を受け入れなければならない。
でも、感情的には終身雇用を求める。

当分の間、多様な働き方を認めていかないといけないだろう。
それは若い人だけでなく、年寄りも含めての話だ。

そうしないと、産業を活性化することはできないような気がする。

難しい問題だ。


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