考えたこと2

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地上波のテレビ
地上波をほとんど見ないが、最近の地上波は野球中継が減った。
サッカーが出てきたからかと思ったが、サッカーも一時ほど番組はない。
気がついたらほとんどなくなっていたのが、ゴルフの中継。
土日は必ずといっていいほどやっていたが、最近はあまり見ない。

デジタル化で増えたチャンネルで、やってはいるようだ。
NHKもBSを契約していたら、ナイターやサッカーの中継を見ることができる。
民放系もBSでやっていることもある。

結局、野球やサッカーは専門のチャンネルに行ったという感じだ。
ゴルフもケーブルテレビでは専門チャンネルがある。
昔は野球をやっている期間はナイター中継があって、野球以外を見たい人とぶつかっていたのが、今やそんなことはおこらない。
まあ、今はテレビが複数台あるし、パソコンでテレビを見たりもするから、そもそもチャンネル争いという言葉が死語か…。

そんなわけで、スポーツ中継を見るためには、ちょっと前までのように地上波でチャンネルを回していたら見つかる、というような状態ではなくなった。

地上波の編成が変化したのだろう。
若い人たちは、Webという選択肢が出てきて、テレビへの需要が減っている。
したがって、地上波のターゲットは中年以上の高齢者になったのだろう。

たしかに6時、7時台の編成は変わった。
昔は子供向けのアニメなどをやっていたのに、今やそんなものはほとんどない。
その時間は、バラエティ番組がほとんど。
子供は録画したビデオで見るのだろう。

昼間のワイドショーの時間が長くなった。
今は「情報番組」というらしい。
昔はテレビというものは、専門家だけが出られるものだったが、今は素人以下の人でも出られるようになった。
視聴者代表という位置づけらしいが、あれでは視聴者をバカにしているとしか思えない。

紳助がおバカの番組をやってから、特にひどくなったような気がする。
クイズ番組なども、かなりひどくなった。
わかりきった問題を出したりして、それでも間違うヤツが出ている。

大宅壮一が、「テレビというメディアは非常に低俗なものであり、テレビばかり見ていると、人間の想像力や思考力を低下させてしまう」と言って、ぼくが生まれた1957年に「一億総白痴化」という言葉を残したが、58年経ってなるほどそうなったと思う。

特に今の地上波のワイドショー(情報番組というのか)や一部のニュース番組はひどい。

何とかならないのかと思うが、ああやらないと視聴率が上がらないのなら仕方がない。
地上波はスポンサーがお金を出すから、視聴者はタダである。

タダのものは、いくら質が落ちても安かろう悪かろうで、どうしようもない。
テレビを見ない人が増えれば増えるほど、質は落ちていくのだろう。

これは止まらないだろうなあ…。




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