考えたこと2

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The Guilt Trip
バーブラ・ストライサンドというと、「追憶」で有名。
シンガーが本業かもしれない。
その彼女が2012年で主演した映画。
当時69歳だが、とてもそうとは思えないほどきれいだった。

日本では上映されていない。
WOWOWでやっていて、面白そうだから録画して見たが、なかなかいい映画。
でも、ネットで見たらあまり評価は高くない。

ぼくは好きだ。
これはロードムービー。
映画全体が旅になっている。

旅は日常から離れる機会。
そういう時には何かが起こる。
それが面白い。

息子と母親という珍しい取り合わせ。
過保護で子離れできなかった母親が、離れている発明家の息子(有機化学者)の洗剤の売り込みにつきあって、東海岸から西海岸までドライブする。

実際には、旅の終点のサンフランシスコでは、息子の仕事はない。
母の昔の恋人をネットで探し、独身の彼ともう一度会わせるという計画だ。

例によって、途中で母と息子のケンカがあり、仲直りがあり、テキサスでは1.5キロのステーキを完食するというイベントもあって、楽しめる。
クルマで走っている場面が多いが、景色が楽しい。
アメリカは広いから、雪が降っているところもあれば、真夏のようなところもある。

クルマの中では、母が持ち込んだ本の朗読のCDを聞く。
最初は嫌がっていた息子も、最後は一緒に聞いている。
アメリカにも、ああいうのはあるのか。

邦題が「人生はノー・リターン 〜僕とオカン、涙の3000マイル」という題名。
これがいただけない。
こんな題で見たいと思うだろうか…。

それが残念。

完全にハッピーエンドとは言えないが、いい映画だった。


| | 映画・舞台 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
衝突予防
ぼちぼち技術の進歩に伴って、車両保険の対人、対物の保険料も変わってくるかもしれない。

自動車メーカーは各社とも、衝突予防のシステムの開発を進めている。
もちろん、今持っているシステムはあるが、その機能を上げていくということだ。

コストの安いシステムは赤外線レーザーを使っている。
軽自動車だ。
誤発進や衝突回避のためにブレーキをかけたり、アクセルを制御する。
主に速度が低い時しか使えない。
コストを下げるために、近距離しか使えないためだ。

高い車はミリ波レーダーやカメラを使う。
この分野は日進月歩だ。
今までミリ波レーダーでは歩行者は感知しにくいとされていたが、何とかメドが付いたらしい。
夜中でも使えるし、遠距離まで感知できるから、速度が高くなってもOKだ。

車線維持はカメラでないとできない。
白線を見ないといけないからだ。
だから、カメラとミリ波レーダーというのが、今のところ一番の組み合わせ。

前だけではない。
後ろも見ている。
だから、バックミラーを見たら、死角にクルマがいても、警告灯がついてミラーに映っていなくても危ないぞ、と教えてくれるシステムもある。

これらの装備がついているクルマが世の中にあふれてくると、いよいよ事故は減るだろう。
歩行者がいて、危ないと思ったらクルマが教えてくれて、ブレーキやハンドル操作をする時代。
夢にみた自動運転の時代が近づいた。

10年前でもここまでは思っていなかった。
2010年近くなって、実現が目に見えてきたと思う。

クルマは今よりもっと安全な乗り物になるだろう。

そしてエネルギー源も水素や電気に変わっていくだろう。

20代のころ、新しい車が出るたびに、スタイルだけでなくエンジンやサスペンジョンなどに感心していた。
主に速いことが価値だった。

それが、最近は速くかつエコであること、安全であることが価値になってきた。

いいことだと思う。

次はハンドルがない車だろうなあ。
もう試作車はできているらしい。
生きている間に商品化されるかな…。

ただ、ハンドルがないクルマを、はたしてクルマといっていいかという問題は残るが…。

| | 考えたこと | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) |