考えたこと2

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生物
ドラマで木のDNAの分析の場面があった。

スズカケノキという種類の植物。果実の丸いぼんぼりのようなものが吊り下がるのが特徴。
殺人現場にあったスズカケノキの果実と、容疑者の家の庭にあるスズカケノキの果実のDNAを調べるということだった。

遺伝子の仕組みなどは動物も植物も変わらない。
個体識別に使えるということだ。
DNAが一致したら、殺人現場と容疑者の家の庭はつながっている、ということになる。

高校1年の担任は生物の先生だった。
だからというわけではないが、ぼくは生物はわりと好きだった。

ただ、植物の名前などはダメだ。
なんという植物がいつ咲くか、というようなことは全くわからない。
わかるのは、サクラぐらいかな。

動物はまだまし。
オオカミがイヌ科でトラやライオンはネコ科ということくらいはわかる。

ぼくが面白かったのは、物質交代。
昔は新陳代謝と言っていたらしいが、ぼくらの高校時代には物質交代という名前になった。
身体を維持するために、細胞のレベルで化学変化が起こる。
これを物質交代という、というようなことだと思う。

アデノシン3リン酸がアデノシン2リン酸になって、エネルギーが出る。
これを化学反応を物質交代と呼んでいる。
人間の、というか生物の身体が動くためのエネルギーは、そういう仕組みから生み出される。

その先生が、人間の身体は全て化学変化で出来ている、と言った。
神経が電気信号みたいなものを伝えるのも化学変化だし、記憶のために脳の中のシナプスが切り替わるのも、最終的には化学変化になっている。

要するに、人間は有機物でできていて、化学変化によって動いているということだ。
最終的に頭で考えたり、心で思ったりすることも、煎じつめれば化学変化になる。

それがぼくが生物を習って、一番大事だと思っている結論。

生物はどうして心を持つのか、不思議だ。

| | 考えたこと | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
ベジバーガー
アメリカは肥満が多く、不健康な国だ。
多くのファストフードやジャンクフードがアメリカ生まれであり、そのせいもあって、たくさんの人が太ったのだろう。

でも、それを多くの人たちが認識していて、カロリーの高いものを食べないようにしようとしているのも事実。

知らなかったが、ベジバーガーという食べ物がある。
ベジはベジタブルのベジ。

ドラマの中で、車で通勤中の若い男性に、職場の女性から「店に寄ってベジバーガーを買ってきてちょうだい」という電話があった。
「わかった。ドライブスルーで買っていく」という返事だったから、ファストフード店にあるのだろう。
日本ではまだベジバーガーというのは一般的ではない。

Wikipediaで調べると、「ヴェジーバーガー(Veggie burger)は、原材料として肉を含まないハンバーガー状のパティである。通常は、野菜、豆果、ナッツ、きのこ、大豆、小麦、卵などから作られる。2005年4月から、アメリカ合衆国のバーガーキングや系列のHungry Jack'sでヴェジーバーガーがメニューに加わった。また、一部のサブウェイやハードロックカフェ等でも売られている。
典型的なベジタリアンの食事。ヴェジーバーガーとフライドポテトとサラダ。
インドのようにベジタリアニズムが広がっている地域では、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンでもヴェジーバーガーが供される。
肉を使っていないハンバーガーは世界中のスーパーマーケットで扱われ、簡易な調理ができるものも売られている。」となっている。

ベジタリアンが多い地域では、ファストフード店もベジタリアンが食べられる主力商品が要るのだろう。
日本にはベジタリアンというのはほとんどいない。
アメリカやヨーロッパには、実際いた。
会食時には、ベジタリアンを考慮してメニューを組んでいたりする。

同じベジタリアンでも、乳製品を食べる人とか、乳製品もダメという人や、バリエーションがある。
一番きついのは、一切の動物性のものは食べない、という人で、乳製品もダメで、ミルクチョコレートもダメという人もいた。
不思議なのはその人が結構太っていたことだが、摂取カロリーの量とベジタリアンは関係ないようだ。
動物性のものを食べないといって、摂取カロリーが少ないとは限らない。
しかし、ミルクを使ったクッキーとかまでダメということになると、一体何を食べるのだろうと思う。

宗教的なものもあったりして、インドでは31%がベジタリアンらしい。

日本ではあまりベジバーガーというのは一般的ではないが、ぼちぼち出てきてもいいと思う。
ダイエットのためになるぞ。
マクドナルドの不調を補うための手にもなる。

いいのではないか。

| | 考えたこと | 00:22 | comments(0) | trackbacks(0) |