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2014.11.29 Saturday
アベノミクス解散
今回の解散はアベノミクス解散らしくて、選挙の争点はアベノミクスを継続するかどうか、ということらしい。
しかし、アベノミクスが何かわからないのに、争点もクソもないと思う。 特に第三の矢である成長戦略というものが放たれているのか、それともまだ出していないのか、それもわからない。 要は日銀が金融緩和して、国債を買い、さらに、国民のためた年金で株を買って株価を上げ、あふれたお金で円安になった、ということがアベノミクスの結果だ。 株価は17000円になり、1ドルは117円になった。 円安になって、輸出企業は儲かったが、輸入の原材料や電気代は(原発を止めていることもあり)上がって、中小企業は苦しくなった。 今や円安になっても貿易収支は赤字で、日本の企業のグローバル化が進んでいることが判明した。 いくら円安になっても、少子化が進み、人口が減って市場が縮小する日本には工場をなかなか戻さないだろう。 円安になって、外国からのツーリストは増えたらしい。 おみやげの日本製の腕時計は足りないから、急いで作っている。 肝心の成長戦略というのが何もない。 規制緩和がまずやるべきことだと思うが、役人はまずやってみよう、という感覚は全くない。 省益を第一に考えているのだろう。 12月2日に公示予定だ。 これといった争点もないし、議員の皆さんは本当にやる気があるんだろうか。 規制緩和や新たなルール作りの案もないのなら、経済成長などムリだろう。 いくら金融を緩和しても、それだけで経済成長などできないと思う。 実際、今市場にお金はあふれているはずだ。 それでも、みんな設備投資をしようとしないし、新たな事業を起こそうともしていないように見える。 中小企業はどちらかというと困っているようにも見える。 石油の値段が下がっていることくらいが、追い風だろう。 難しいことはわからないが、そもそも経済成長はどうやってやるのか。 誰か選挙で言ってくれ。 |
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