考えたこと2

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Facebookの悲哀
今はやりのSNSの一つである、Facebook。

これはいろいろな機能があり、面白いらしい。
中の一つに、「友だち申請」という機能がある。

これで若い人(と言っても30代だが…)が悲哀を感じたらしい。

聞いてみると、本人はFacebookはのぞく程度というユーザー。
そんなに自分から発信して、Facebookを活用しているわけではない。
しかし、ちょっとした遊び心で、住んでいる地域を入れて、ユーザーの検索をしたらしい。

そうすると、小学校の同級生を発見し、その人とは小学校時代に好かれていたという事実があったらしい。
そこで、今までしたことのない「友だち申請」をした。

友だち申請、とは文字通り自分の友だちになってほしい、ということで、そういう内容のメールが自動発信されて、その同級生のところに届く、というシステムになっている。

その同級生にとってみれば、ある日突然「友だち申請」のメールが届き、ビックリしたことだろう。

このメールには「承認」というボタンがあり、これを押すと「友だち」として認めました、ということになり、相手に自動的にメールされる。
そうなると、その同級生が書いたことや、いろいろなコンテンツを見ることができるようになる。

というワケで、友だち申請をしたのだが、いつまで経っても返事が来ない。
返事が来ない、ということはメールを見忘れて気づいていないか、それとも拒否をされたか、どちらかということになる。

そこで、勇気を出して、その同級生のページ(誰でも見ることができる基本プロフィールだけ)に行ってみたらしい。
そうすると、友だち申請の処理はもう終わっており、要は拒否をされた、ということがわかったとのこと。

まあ、切ない話やな、と聞いていたら、本人曰く、その同級生の友だちの数が少なければまだわかるのだが、それが100人以上いる、とのこと。
どうもユーザーには種類があって、厳選された友だちの中だけでやる人と、誰でもウェルカム、という人の2種類があるとのこと。
その同級生は後者だったということだ。

誰でもウェルカムといういい加減な人なのに、その人が拒否をした、ということで二重のショックを受けたらしい。

まあ、大笑いのネタなのだが、笑った後に、切なくなる話だ。
思い出の中に静かにとっておけば、何ということもなかったのに、Facebookができたばかりに、こういうことが起こる。

だから、Facebookでは、過去を探すのはやめておいた方がよいと思う。

今、現実に友だちの人を友だちとして承認し、過去の思い出の中の人物は検索などしないことだ。

Facebookの中には、そういう怨念が渦巻いている。

そのうち、Facebook殺人、というのも起こるかもしれないなあ。


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