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2012.05.02 Wednesday
あまりにも…
昨日仕事から帰って、晩飯を食べるときに家族がテレビを見ていた。
その番組でやっていたのは、男の芸人にいろんなシチュエーションを与え、そこにふさわしい私服を選んで実際に着てみる、ということ。 それを女性4人ほどで評価する。 評価が辛口で面白いのは面白いのだが、だいたいこんな番組を8時台に流して何の意味があるのか。 面白いからいいだろう、というのだが、あまりにも下らなすぎる。 夜中の12時過ぎにやるのなら、まだ許せるのだが、まだ世間ではみんなが起きていて、テレビを見ている時間だ。 20年前なら、間違いなくこの企画は深夜枠だった。 それが、テレビ局の残り少ない良識だった。 今や8時台のゴールデンタイムだ。 製作者はどういう意図で作っているのだろうか。 面白ければそれでいい、と思っているのだろうか。 公共の電波を使って流す番組である。 流す価値があるのか、という問いは製作者の良識であろう。 まさに、安くなり、誰もが手に入れることができるようになった材は、品質はどうでもよくなるという法則に従っている。 実際、出演者のギャラなどしれている。 みんなお笑い芸人だ。(お笑い芸人を馬鹿にしているのではないが、もうちょっと番組を選ぶべきだ) だいたい、最近のお笑い芸人は楽屋落ちの笑いしかできない。 一発勝負の笑いはめったにない。 値段を下げて、思い切り品質を落したのだ。 あまりにもひどすぎる。 やる番組がないなら、放送をやめればいい。 民放の数は2局もあったら十分ではないか。 もう宣伝もインターネットになってきたし…。 即時性、わかりやすさというテレビの役割はもう終わった。 あまりにもひどすぎる。 もうやめてくれ。 |
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