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2026.02.07 Saturday
勇者ヒンメルなら…
葬送のフリーレンの新シーズンが始まった。
毎週録画してみている。 この年になると、見たものを忘れるのも早い。 でも、だいぶストーリーを思い出した。 勇者ヒンメルを時に思い出して、そのシーンが出てくる。 人の一生の何十倍も生きるエルフであるフリーレンは、今と変わらぬ姿で、もうすでに亡くなったヒンメルを思い出す。 ヒンメルはみんなのためなら、自らが辛いことも引き受ける勇者だった。 でも、やっぱり、辛いことはやめとこう、というメンバーが出てくる。 そういう時に、 「勇者ヒンメルなら、そうしただろう」 というのがいつものセリフ。 そういう義侠心というようなものが、描かれている。 これは、形を変えた昔のヤクザ映画の任侠道のようにも思える。 時代設定も国籍もジャンルも違うアニメで、それをテーマにしている。 ネットによると、 「任侠道とは、仁義(礼儀や筋道)を重んじ、弱い者を助け、強い者を挫く(弱きを助け強きを挫く)という、自己犠牲的精神に基づく行動や心構えのことです。仁侠、義侠心、男気などとも呼ばれ、古くは侠客(きょうかく)の精神として知られていました。」 ということだ。 ヤクザ映画では高倉健が有名だが、それが現代の若者たちには国境を超えて「勇者ヒンメルなら、そうしただろう」と言わせるに至ったのだと思う。 実際、人助けをした海外の若者が、インタビューで「勇者ヒンメルなら…」と言った、という逸話もある。 任侠というと、ヤクザという反射会的なものと結びつけがちだが、古き良き時代の美徳でもある。 それが今の時代のアニメで認められている。 素晴らしいことだと思う。 |
