考えたこと2

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ドイツの現状
こないだ、ヨーロッパ20日間の一人旅に行ってきたという学生の話を聞いた。
それによると、ドイツが一番空気も汚く、街は吸い殻だらけで、ゴミも散乱していて、ひどい国だと言っていた。

ぼくは80年代にドイツに行ったが、その時のドイツは既にごみの分別も進んでいて、街にゴミなど落ちていないし、吸い殻が落ちているなどということもなかった。
最もきれいな国だと思っていたのだが、そんなことになっているとはビックリ。

思わず、それほんと?と聞き直したくらいだ。

学生はそうです!と返事して、空気の汚染の地図みたいなのがあって、それはベルリンなど真っ赤(よくない)になっていると言っていた。

20日間で色んな国を回ったということなので、都市部だけを見たのだろうが、それでも驚くべきことだと思った。
あんなにきれいな国が、どうしてしまったのだろう?ということだ。

Geminiに聞くと、確かに都市部では昔の良識あるドイツの公共心が薄くなったという。
それはドイツの環境意識が気候変動などに移ったこともあるし、移民が増えたこともあるらしい。

ドイツ国民が多様になったということだ。
80年代の同質なドイツ人は薄まって、多様な人々が入ってきて、従来の規範がなくなりつつある。

これはとりも直さず、日本が歩んでいる道の延長上になる。
多様性を声高に言う人たちは、そういう危険をわかっているのだろうか。
実際の外国人と話をして、受け入れる人たちがどんな苦労をしているか、わかっているのだろうか。

日本政府が技能実習生だの、留学生だのと言って、ろくに日本語教育もせず、アルバイト許可時間は世界一でひどい状況だということは知らないだろう。

今年のホテルの新入社員研修は、資料にふりがなをうってくれ、という状況らしい。
それくらい外国人を雇っている。
日本人を雇うより補助金が出るから得だという。

自国民を雇わず、外国人を雇うと補助が出る国。
そんな国があるだろうか。

世代間格差をマシにするためにも、高齢者の雇用を進めないといけないのに、どういうことだろう。

単に安い労働力が要る、という企業が多いから、日本の生産性は低くなっている。
「安い労働力」を求めることは、結局のところ人間を単なる労働力として見ていることだ。
だから、言葉など話せなくてもいいのだ。

80年代のドイツに流れていた「良識」の根底には、お互いを「同じ社会を支える一員」として認める敬意があったはず。
それが失われた街に、ゴミが落ち、吸い殻が捨てられるのは、ある意味アタリマエのことだろう。

ドイツのようにならないためにも、本気で外国人政策を考え直すべきだ。





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