考えたこと2

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トボトボ
自分ももう年寄りだが、ぼくより年配と思われる人でトボトボ歩いている人を時々見る。
このトボトボが脊柱菅狭窄症になって、よくわかった。

足が痛いのだ。
早く歩こうと思っても、歩けない。
時には杖をついて、ゆっくり歩く。

だいたい痛いのは片側の足。
座らないと痛みはなくならない。
立っているだけでも痛い。

人間は身勝手なもので、自分がそうならないとわからない。
想像力を働かすと言っても、想像の範囲外のものは想像できない。
自分が狭窄症になって、初めて想像できる。

年をとると、いろんな不調が出てくる。
物忘れをしたり、ちょっとした段差で躓いたり、いつも出来ていたことが出来なかったり、いろんなことが起こる。
自分でも仕方ないと思って、諦める。

だんだんと緑の多かった木が枯れていくようなものだ。
もう緑は残っていないのかもしれない。

トボトボ歩いている老人は、トボトボしか歩けない。
精一杯歩いているのだ。

そういう気持ちがわかるようになったのは、いいことだろう。
これが年をとるということなのだ。

でも、あまり嬉しいことではない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:02 | comments(0) | trackbacks(0) |