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2019.01.24 Thursday
マナーの違い
西洋と東洋ではだいぶマナーが違うのは知っているが、同じ東洋だとそんなに違わないと思っていた。
ところが、日本と中国や韓国でも違うらしい。 まずは麺類を食べる時に音を立てるということ。 日本人はそうやって食べるが、中国や韓国の若い人は驚くらしい。 中国ではそんな食べ方をすると、びっくりされるらしい。 これは知らなかった。 「いただきます」に当たる言葉も中国や韓国ではないらしい。 決まった挨拶なしに食べ始めるのだが、年長者が箸をつけるまで食べ始めないらしい。 日本では「年長者が食べるまで待つ」という習慣はほとんどない。 このあたりは、さすが儒教の国だ。 家に上がる時に、脱いだ靴を揃える方向は日本と韓国は逆らしい。 これも知らなかった。 韓国では、つま先を外に向けて揃えると、早く帰りたいという意味になるとのこと。 中国は細かいルールはない。 同じ東洋でも、いろいろと違うことがある。 中国と韓国はわりと似ているのかもしれない。 日本は海を隔てているし、江戸時代300年の鎖国もあるし、そのへんで変わったのだろう。 1988年に中国に出張したことがあるが、その時に「同じ漢字でも意味が違う」という旅行の注意があった。 特によくもめるのは「検討」という言葉だったと記憶している。 日本では、持ち帰って検討する、というと儀礼的に言うだけという感じだが、中国人にとってはもっと前向きで、ほぼ成功、という意味にもなる。 同じ漢字の国でも、大きく違うのには驚いた。 相手が西洋人なら、まあ仕方がないと思えることも、東洋人なら思えなかったりする。 このへんがややこしい。 顔が似ているだけに、そう思うのだろう。 国ごとに、違うのは当たり前だと思わないと…。 |
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