考えたこと2

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WHOの文書
つい先日、WHO(世界保健機構)がTen treats to global health in 2109という文書を出した。
2019年の世界の健康に対する10の脅威、という意味だ。

その中の一つに、Vaccine hesitancyというのがある。
中に書いてあることの意味は、ワクチンが利用可能であるにもかかわらず、ワクチン接種を拒否する、ということだ。

ワクチンによる予防接種は、最も費用対効果の高い病気を回避する方法の一つであり、現在年間200〜300万人の死亡を予防している。
それにもかかわらず、人々が予防接種をしないことを選んでいる。
2019年にはWHOはHPVワクチンの適用範囲を拡大することによって、子宮頸がんを世界的に排除するための取り組みを強化するとのこと。

日本でも子宮頸がんのワクチンを拒否する人たちがいる。
そのことをめぐって、賛否両論が展開されているが、世界保健機構がHPVワクチンを広め、子宮頸がんを世界的に排除するという。

どうみても、世界保健機構はHPVワクチンの接種に賛成の立場だ。

日本はどうするのか。
世界保健機構の決めごとなど間違っていると言うのか。

医療関係者はもっと議論をして、ちゃんとした結論を出すべきだと思う。
もっと科学的な議論をしてほしい。

ツイッターでも誰かが書いていたが、「WHOがHPVワクチンの適用範囲を拡大することによって、子宮頸がんを世界的に排除するための取り組みを強化する」ということを、ちゃんと報道しないマスコミはおかしいと思う。

さて、どういうニュースが載るか、それとも載らないか…。

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