考えたこと2

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ミニ四駆
年末に工具箱を整理した。
ミニ四駆が流行った頃、子供と一緒に買ったものだ。
中にはギアやワッシャ、スペアタイヤ、ホイール、その他のパーツやシール、マスキングテープ、ダンパーオイル、ドリル、プラモ用ののこぎりなどが入っていた。
懐かしい。

うちの長男が小学生の頃がブームだった。
いろんなところで、イベントもあった。
神戸市の北区あたりまで、子供を連れて行ったこともあった。
あのブームはアニメの影響もあったが、昔プラモデルに熱中した世代が、ちょうど親になっていたのも大きかったと思う。

ぼくが小学校の頃、学校の前に文房具屋兼プラモ屋があった。
ちょっと離れたところには、プラモ専門店がいくつかあった。
今では考えられないが、プラモデルだけを売って食っていけた時代だったということだ。

ショーウィンドウには、店主が作ったプラモデルがディスプレイされていた。
主には戦闘機や戦車が多かったと思う。
ユンカースやムスタング、紫電改というような第二次大戦中の戦闘機の名前は、そのディスプレイで覚えた。
あれは、1965年くらいだったか。
第二次大戦が終わって20年。そういうおもちゃも、普通に作っていたという時代だ。

もちろん、ディスプレイされているプラモデルは単に組み立てただけではない。
非常に凝った色付けをされていた。
そこが店主の見せ所だったのだろう。

それらが廃れるのと同時に、マンガやアニメのプラモデルに切り替わっていった。
鉄人28号もあったし、サンダーバードもあった。
小遣いをもらうと、それらを買いに走ったものだ。

そういう世代が親になった頃、ミニ4駆は出てきた。
部品はすべてはめ込み式。
金型が精度良く作れるようになって、セメダインを使わずに組み立てられる。
あれは衝撃的だった。

早く走らせるために、モーターをならし運転したり、バンパーの横についているローラーの角度をつけたり、衝撃で変形しないファイバー製を使ったりしていた。
子供というより、大人の遊びだったと思う。

その世代がおじいちゃんになりはじめる頃、2012年あたりから3回目のブームが盛り上がっているという。
ジャパンカップも階級別に実施されている由。

そのミニ四駆の工具箱。
ずっと戸棚の中に眠っていたが、もう断捨離することにした。
工具類は残して、昔のパーツ関係を捨てた。

もう1台、今のミニ四駆を作ってみようかなと思うが…。


| | 考えたこと | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
新しいこと
年をとると、新しいことに巡りあうことが減る。
もちろん、どんな生活をしているかによるのだが…。

この年になると、仕事で出会うことは、たいがい一度は経験したことだ。
もちろん、個別のケースは違うことだが、やっている内容は過去に経験したものが多い。
そういう仕事が主になってくる。

なかには、プロジェクトの一員として新しいことに…、という人もいるだろうが、そこでやることは過去の経験の延長であることが多いだろう。
そういう経験を積ませるために、会社も雇っているのだ。

ぼくの場合は、人生の終盤に入っているのだから、当然といえば当然。
逆に、今までの経験を生かさないと、もったいないとも言える。
年をとって、チャレンジングな仕事ができている人は、幸せな人だろう。

となると、今からでも何か新しいことにトライしないと、新しいことには出会えない。
一昨年「一万人の第九」に応募したのも、そういう気持ちがあったからだ。
カラオケで歌うことはあっても、コーラスというのは学校以来初めてだったから。

考えたら、ぼくはあまり新しいことをやるのが好きではなかった。
大学生の時に、落語研究会に入って落語をしたのが最後。
高校の部活も落語がなかったからやらなかったし、大学でみんながやるスキーも別にやりたくなかったし、その時点でいままでやった事を続ける方がいい、と思ってきた。

ぶっちゃけた話、無精者なのだ。
よく「第九」を2回もやったと思う。
12回のレッスンは結構面倒くさかったが、よく頑張ったものだ。
それは音楽が好きだったということ。
ギターもその延長で続けている。

今日は1月1日。
これからまだ新しいものに会えるだろうか。



| | 考えたこと | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |