考えたこと2

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EUはどうなる?
ヨーロッパはアメリカと違って歴史もあるし、民主主義の伝統もある。
その割には戦争ばかりしていたが、それを二度としないために共同体を作る知恵もあった。
アメリカの人口が2億人の頃、EUが結束して2億人のマーケットを作り、アメリカに対抗していこう、という意図もあったと思う。

しかし、イギリスがEU離脱を国民投票で決めてから雲行きが怪しくなっている。
メイ首相は孤立無援状態でも頑張っているが、離脱案が議会に大差で否決され、どうなるのかわからない。
ニュースでしか知らないが、彼女の粘り強さには感心する。

前首相のキャメロンが、EU離脱の国民投票をやったことが間違いだ、という人もいた。
彼は投票結果を見て、辞めてしまったが、国民投票の実施を公約して選挙に勝ってしまったから、仕方がない。

フランスのマクロン大統領は、毎週末行われる黄色いベスト運動のデモで大変だ。
極右のルペンを破って若い大統領になったが、格差の拡大などで批判されている。
どこの国でも、年寄りの年金を減らしたりすると、調子が悪い。

ドイツのメルケル首相はまだ64歳だが、2021年の任期で降板するという。
こちらは難民の受け入れが結果的に評判を落とし、政権は維持したが21年までということになった。
フランスと同じく、極右の政党が台頭してきている。

ヨーロッパの主要3国の首脳が、いずれも調子が悪い。

一方、アメリカはトランプ大統領がどんどん側近をクビにしている。
彼が言っている「アメリカ・ファースト」というスローガンは支持が強く、民主党は批判しているが、勢いは続いている。
いろんなスキャンダルは全てフェイクだと決めつけ、ツイッターでたたく。
フェイクでない部分もあるのだろう。
それでも、たくさんのアメリカ人の支持を得ている。

いろんな国で、国際協調よりも内向きの方が人気があるという感じだ。

日本も年寄りが増えて、内向きの政治になっていくんだろうか。
いや、もうなっているから、生産性が低く、低成長になっているのか。

21世紀が始まって20年。
第二次大戦が終わって、20世紀から続いた平和が70年近い。
一方で、人類の歴史は戦争の歴史だとも言う。

この世紀はどうなっていくのだろう。


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