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2019.01.27 Sunday
朝のマクドナルド
日曜日の朝、歩いているとマクドナルドの前を通りかかった。
ガラス張りで、窓に沿ってお客さんが座って食事しているのが見える。 この十数年でその景色は様変わりした。 店内の半分くらいは高齢者だ。 夫婦で座って外を見ながら、仲良く食べている。 駅チカの店だ。 以前はマクドナルドといえば、子どもたちを連れたお母さんばかりだった。 今も時間や場所によっては、そうなんだろうが…。 店でテイクアウトして、歩いて持ち帰るお年寄りもいる。 そんなに大きな袋を持っていないから、連れ合いの分を持ち帰るのだろう。 ネットで見てみると、やはり朝は高齢者が多いということだ。 空いている時間を知っているのだろう。 日曜日の朝は、混まない時間帯なのだ。 一方で、アルバイトもシニア化しているらしい。 若い人たちが減って、アルバイトが足りない。 主婦層でも足りないところは65歳以上のシニアをターゲットにしているとのこと。 18歳を超えていたらいい、という募集内容。 週2時間だけでもOKになっているとのこと。 それが高齢者の認知症予防にもなるという。 若い人に混じって仕事をする、という刺激がいいらしい。 実際、マクドナルドのアルバイト募集のページを見ると、若い人たちに混じって65歳の人も紹介されている。 仕事の紹介動画では、73歳の人の仕事風景もある。 子供や孫の世代と一緒に働けるというのがいい、というコメントをしていた。 こういうのが、リアルな少子高齢化なのだろう。 マクドナルドはアルバイトの教育も厳しかった。 今は他の外食もあるが、10年ほど前はマクドナルドが一番だったと思う。 大学生たちは、マクドナルドでアルバイトをしていると、ちょっと自慢げだった。 当時話を聞くとマニュアルが完備されているだけでなく、研修などもあって、アルバイトでも仕事にプライドをもたせようとしていた。 今はどうか、わからないが…。 65歳を超えるとなかなか仕事がないのだが、こんなふうに雇用を拡大しているのは素晴らしい。 朝のマクドナルドを見て、いろいろ教えられた。 |
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