考えたこと2

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笑いの効用
小説家の島崎藤村が「ユーモアのない一日は、寂しい一日だ」と言っていた。
あまりそういうことを言いそうな作家には見えないから覚えている。

一般的に、笑いと幸福感というのは結びついていると思う。
「笑う門には福来たる」ということざわはみんな知っているだろう。
ナチスに虐殺されたユダヤ人が収容されていたアウシュビッツでも、最後まで人間らしく持ちこたえたのはユーモアの精神がある人だったと言われている。
アドラー流に言えば、人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる、ということだ。
それは真実だと思う。

笑うとがん細胞を攻撃するキラーT細胞が増えるという話もあるし、一般的な免疫力が増えるということも言われているはず。
健康の面からも笑うという行為はいいことだと思う。
一時よしもとが研究しているという話もあったが…。

ぼくがグーグルを信用しているのも、「邪悪になるな」という理想を掲げ、世の中に技術を広めて民主的になるのを情報によって助ける、という会社の方針を持っているからだ。
グーグルは社員に愛される会社になることによって、社員のモチベーションを上げ、実際に効果を出しているという。
創造的な生産性が求められる職場では、こういうやり方が行動経済学的にもいいと言われているらしい。
そこには遊び心と同時に笑いがあるんだと思う。
楽しい職場でないと、笑えないし、新しい知恵は出てこない。
難しい顔を突き合わせていては、できるものもできなくなる。

だからぼくは仕事は楽しくやるべきだと思っている。
それが結局生産性を上げる事になる。
もちろんロスもあるが…。

そのロスがあっても、余りあるメリットがあるとぼくは思っている。


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