考えたこと2

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SMAP解散その2
SMAPの解散報道だが、ネットメディア以外は見事な管制状態だと思う。
ぼくは別にSMAPに思い入れはないが、ぼくのような素人でもネットで解散騒動を調べるといろいろと出てくる。
その中から、事務所の経営者一家とマネージャーの確執が出てきて、そのとばっちりを受けた形で今回の解散になった、ということは明らかだ。
でも、そこに正面から突っ込む既成のメディアはない。
普段大きなことを言って、何かあれば突っ込むテレビも、このことに関しては頬かむり状態。
何か言えばジャニーズ事務所からタレントを引き上げられ、視聴率が落ちるのが恐い。
だから、箝口令を敷いているんだろう。
そんなマスコミなら、ワイドショーなどやめてニュースでも流しておけばいいのだ。

ネットのおかげで、一般の人のほとんどは実態を知っている。
知っていて、突然のFAX1枚で解散を受け止め、それ以降触らないようにしているマスコミを見ている。
ワイドショーなど、芸能ネタで食っている人たちは情けなくないのか。
自分たちの生活を守ろうとするのはわかるが、権力に立ち向かうのがジャーナリズムだったはずだ。

SMAPの解散は事務所も予想しなかった反乱のためだと言われている。
それはそうだろう。
事務所はドル箱のグループを何とか維持したいと思っていたはずだ。
それを翻して解散というカードを切らせた。
おそらく、もう芸能界と縁を切ろうとしているメンバーもいるのではないか。

そういう事態になった責任は、事務所側にある。
ジャニーズを独立して、SMAPを引き連れて別の事務所を作ろうとしたマネージャーを徹底的に潰した。
それが全ての原因だろう。
日本のタコツボ組織の問題とも言える。

ぼくは別にSMAPが解散しても構わないが、国会議員までが解散は残念と言っている。
多くのファンが解散はしてほしくないと思っている。
それなら、マスコミはジャーナリズムの意地を見せてほしい。

舛添騒動の時も、政治資金規正法がザル法であって、それがこの騒動の原因だと追求しなかったマスコミの罪は重いと思う。
その罪を重ねるのか。

このままでは本当にマスゴミになってしまうぞ。

| | 考えたこと | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
書くことの意味
何かの本で読んだが、書くことはビジネスの基本だという。
ぼくも、仕事=書くことと言ってもいいと思っている。
もちろん、書いてさえいればいい、というわけではない。
そんな仕事はなかなかないだろう。
それでも、仕事の基本だと思う。

書くのが商売の小説家でさえ、いろんなところに取材に行き、いろんな人に会い、いろんな経験をすることが必要だ。
営業マンなら、得意先に行くとか、新規の顧客を開拓するとか、まず動くことをしないと仕事にならない。
エンジニアも同じだ。実験をすることも大事だし、顧客や製造現場のことも知らないといけない。

でも、それら大事なことをするためには、何が必要かと考えると「書くこと」が出てくる。
書くことは考えることでもある。
だから、「仕事=考えること=書くこと」なのだ。
今の企業は営業なら提案営業だし、提案するためには考えないといけない。
相手が何を考えているか、何を必要としているのか、何が不要なのか…、仕事の大事な部分は動くことではあるが、動くためには考えないといけない。
そこができないと、ムダな労力を使うことになる。
パソコンに向かって、「顧客のニーズ」と書いて、それに続けてどう書くか。
そこを考えて書くことが、本当の仕事になる。

また、文系であろうが、理系であろうが、仕事には打ち合わせがつきものだ。
顧客との打ち合わせもあれば、関連部署との打ち合わせもある。
個人対個人であれば、電話をしても、そこには打ち合わせと呼べるものもある。
一方、みんなで話をすると会議という。
喫煙コーナーでのバカ話からもビジネスのヒントが出たりする。
問題はそれらをどう組織に伝え、自分の考えを組織に広げていくかだ。

それらの話をまとめて上司や同僚に伝え、関連部署に回すためには要点をまとめなければならない。
それが書くことだ。
まとめるために考えることでもある。
まとめなければ、書けない。

誰かが言っていたが、頭の中にあるのは漠然とした考えのカオスのようなもので、それが話したり、書いたりすることで初めて明確になる、ということだ。
考えていることは、アウトプットしないと明確にはならない。
そして、話し言葉は話し終わった瞬間に消えてしまうものだから、それを形にするためには書かないといけない、ということになる。
そこが書くことの意味になる。

20代は勢いで仕事ができるかもしれないが、30代になると書けないと仕事にならない。
それだけ、書くことは大事なことだ。

若いうちに練習しておいたほうがいい。


| | 考えたこと | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) |