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2015.04.15 Wednesday
音だけの情報
ラジオが脳にいいらしい。
テレビは受け身で、何も考えなくても目と耳から情報が入っていくるから、テレビばかり見ていると脳が働かなくなるとのこと。 ネットに記事が出ていた。 その点ラジオは耳からの情報だけで、脳が想像をしないといけないから、脳が活性化する。 実際にラジオを聞いている時の脳の状況を見ることで、それがわかる。 創造性をつかさどる「前頭前野」という部位の血流が増える。 脳のこの部分は、場面想像をしているとのこと。 ぼくはラジオドラマをよく聞くが、それよりも脳が活性化するのはラジオの天気予報らしい。 地図無しで地域を想像し、情報処理しないといけないから、というリクツ。 そのリクツが正しいかどうかはわからないが…。 いずれにせよ、ラジオはテレビより脳を活性化させるのは事実らしい。 大宅壮一が、テレビばかり見ているとみんなバカになる、ということで一億総白痴化という言葉を作ったが、どうも本当にそうらしい。 認知症が増えるのも、テレビの見過ぎが原因かもしれない。 しかし、現在認知症によい、と証明されているのは運動だけとのこと。 あくまでもラジオはいいのではないか、という程度。 音だけの情報ということなら、ぼくは落語の音声を昔から聞いている。 ウォークマンが出る前からだ。 中学の頃、小さめのカセットレコーダーがあって、それで寝る時にもっぱら落語を聞いていた。 それ以来、落語が漫才になったり、講演になったり、ドラマになったりしているが、ずっと聞きながら寝るというパターンは変わらない。 自慢ではないが、ぼくは寝付きが悪い。 寝転んだらすぐに眠れる人がうらやましい。 本を読んだり、何か聞いたりして、眠れるまで待つ。 しばらくすると、自然に寝ているというのがいつものパターン。 電気をつけっぱなしで寝ることもある。 夜中に起きて、消してまた寝る。 音楽を聴くのはどうも苦手だ。 中学から落語を聞いて寝るというパターンだったからか、リズムがあるとどうしても眠れないような気がする。 クラシックならマシかもしれないが、もともと聞かないのでなんとも言えない。 でも、聞き慣れた話し声が一番いい。 落語や漫才も、完全にストーリーもギャグも覚えてしまって、聞き慣れたものがよい。 昔はイヤホンで聞いていたが、寝てしまうとジャマになるので今は小さな音で枕元で流す。 きっとこれは死ぬまで続くんだろう。 これは単なる不眠症か…。 |
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