考えたこと2

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統一地方選挙2
先週の日曜日、静かに選挙が終わった。

結果はさておき、投票率は過去最低ということだ。
日経によると、「道府県議選で立候補者数が過去最低を記録し、知事選は与野党が事実上の相乗りで現職を推す構図が大半。候補者、政策とも選択肢の限られた有権者の多くが選挙に関心を持てないまま棄権に回ったとみられる。人口減問題や景気回復の遅れに直面する地方政治の構造問題は深刻だ。」とある。

政治に関心が持てないから投票に行かないのか、投票に行かないから政治に関心が持てないのか、ニワトリとタマゴのようなものだ。

しかし、首長の与野党相乗りというのは論外だと思う。
あれだけ中央で対立している政党が、同じ候補を推薦するというのはオカシイ。
地方の各党が結託して、地方政治を食い物にしているとしか考えられない。
ここで対立がなければ、関心が持てないのも仕方がないと思う。
そんなに仲がいいなら、中央でも仲良くやればいいのだ。

要は、無理に対立をしないといけないというわけではない。
マジメに政治をやっていれば、現首長の政治に反対や賛成のグループができるのは当たり前だということだ。
限られた予算の使い方をどうするのか、重点的に使うところはどこか、ということに賛否はないのだろうか。
地方議会がみんな与党になってしまえば、議会は単なる承認機関になってしまう。
その議会もオール与党に近い状態なら、地方政治には抵抗勢力がないことになる。

今の日本の地方政治には、本当の意味での野党がいないのだと思う。

大阪における与党、維新の党は他の党全てと対立した政治の軸があるから、ここだけは例外だ。
それでも投票率は高くはなかったが…。

今日また後半戦の公示があった。

89市長選があるが、そのうち27市長が無投票当選。
約3割が無投票である。

投票があっても、大多数は与野党相乗りに近い候補なら、無風選挙だろう。
議員も同じだ。

何らかの投票率対策をしないと、いけないと思う。

そのためには、野党がちゃんと野党の役目をしないと…。


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