考えたこと2

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イミテーション・ゲーム
イギリス映画。
シャーロック・ホームズの新しいイメージを作ったベネディクト・カンバーバッチが主演している。

この映画は第二次大戦中に、有名なドイツの暗号生成器エニグマの暗号を破るイギリスの暗号解読チームのリーダー、アラン・チューリングの実話だ。

アラン・チューリングはパズルが好きな数学者。
エニグマの暗号を解くために、すごい働きをする。
真空管しかなかった頃に、暗号を解くための機械を作る。
これがチューリング・マシン。
コンピューターの元になったと言われている。

歴史上の数学者は変わり者が多い。
チューリングもその例にもれない。
そして、変わり者であるがために、世の中に受け入れられないことが多い。
天才の大部分は孤独なものだろう。

チューリングは自分が普通では無いから、苦しむのだ、と言う。
でも、一番の理解者であるジョーンは「あなたが普通と違うから、世界はこんなに素晴らしい」と答える。
天才は世の中を変える発明や発見をするが、それは本人がそうしなければおれないからだ、という事がよくわかる。

この映画はそういう切ない数学者の物語。
第二次大戦を早く終わらせた功労者の物語にしては、あまりにも切ない。

天才は世間に受け入れられない。
死んでから認められる人も多い。

そういう人たちのおかげで、今の科学があるのかもしれない。

いい映画だった。





| | 映画・舞台 | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
仕事の生産性
Elite Dailyという人が「仕事の生産性が高い人の13の習慣」というのを書いていた。

01. 1日のイメージを退社前に実施する
02. 毎朝6時に起きてメールする
03. クライアントや上司にも、NOという
04. 通勤に1時間はもったいない
05. ジョブズやザッカーバーグも実践! 毎日、同じ服を着る
06. 朝の10分でいい  運動を習慣化する
07. 朝起きたらすぐに飲む レモンウォーターで 頭を起こす
08. 1時間で次にうつる  タスクごとに時間を区切る
09. 仕事のできる人のまわりは、成功者  ポジティブな仲間と一緒にいる
10. 10分前に動く 人より早く行動する
11. 先にやってしまう 重めの仕事は、朝一で
12. オンオフはキッパリ分ける  休暇を大切にする
13. 最大のモチベーション 愛する家族の元へ帰る

えてして、優秀な人は残業をしないという経験則がある。
エラくなる人は、そんな人が多い。
そういう人になるためには、何をすればいいかが上の13箇条。

ぼくはよく残業をした。
この13箇条を見ると、反省することが多い。
生産性が低いから、残業をする、という事になる。
仕事は仕事と割りきって、早く片付けようと思わないと、なかなか終わらない。
残業が習慣化すると、そういう割り切りがなくなってしまう。
そうなると、ワーカホリックの道を進んでいくことになる。

そうならないためには、これによると、とにかく朝の時間を有効に活用することが大事だ。
朝早く起きてメールするとか、通勤の1時間はもったいないとか、朝の10分を運動にあてるとか、服を選ぶのにかける時間がもったいないので、毎日同じ服を着るとか、起きたらすぐレモンウォーターを飲んで頭をスッキリさせるとか、重めの仕事は朝一でとか…、13のうち6つは朝に関することだ。

残業をすると寝るのが遅くなり、朝が苦手になる。
始業後にしかメールは出せないし、10分でも運動などする余裕もない。
結局二流の仕事の仕方なんだろうなあ。
それではダメだ。

朝を有効活用すると、夕方帰る前に翌日のイメージを描くことができる。
そういうのも大事なんだろう。
残業して、終電で帰るというような生活をしていると、そんなイメージは描けない。

クライアントや上司にもNOという、というのは難しい。
上司に言うのは簡単だが、クライアントにはなかなか言えない。
NOと言った瞬間に、じゃあもういいです、ということが起こる。
商売を落としてまでNOというのは、よほどの勇気が要る。

毎日同じ服を着る、というのは面白かった。
服を選ぶ手間を省く、ということらしい。
スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグも毎日同じ服だったとのこと。

タスクの時間を区切るというのも、いい考えだ。
会議などはだらだら続けても仕方ない。
時間を切って、いいアイデアが出なければ時間をおいてやった方がいい。

10分前に動くというのも、身につまされる。
残業が多い人は、仕事が忙しいことに酔っているのだ。
だから、いつも遅れ気味になる。

そしてオンオフはしっかり分ける。
休暇を大切にする、という。
最後は、愛する家族の元へ帰る、ということになる。

残業ばかりしていて、ぼくは家族との時間が少なかった。
今になって思えば、見そこねた家族のイベントもたくさんある。
何より、子どもと過ごす時間が短かったなあ。
自分の不徳の致すところだ。

でも、済んでしまったことは後悔しない。
あのころ、残業していて、もちろんシンドいこともあったが、楽しいこともあった。
夜遅く一人でいて、いい考えを思いついた時の快感もあった。
あれはあれで良かったのだ。

これからの若い人は、朝の時間を大事にして、スッキリした頭でやってもらえばよろしい。
ぼくもそれがいいと思う。

今はコンプライアンスも言われているし、時代の流れだ。

頑張れ、若者。


| | 考えたこと | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |