考えたこと2

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高齢化
昨日の夕方散髪に行った。

ぼくが散髪をしてもらっている時に、もう一人年配の方が来て、隣で話を始めた。
その方はどう見ても70くらいの方で、もうおじいさんという感じだった。

話を聞いていると、そのおじいさんは今日花見に行ったという。
ああ、そうですか、と散髪屋さんの奥さんが受け答えしている。
そのおじいさんは、今日は母親と一緒に行ったという。
ちょっと耳を疑ったが、たしかに母親と行ったということを話している。
父親は足が痛いから、行かんと言ったとおじいさんは話す。

ちょっと驚いた。
おじいさんのご両親は生きておられ、健在なのだ。

どう見てもおじいさんは70代だと思う。
少なくとも60代後半は間違いない。
昔でいうと、本当におじいさんだった。

でも、今はまだ息子でもある。
聞いていると、ご両親は健在だから、まだまだ息子の役割も残っている。

これが高齢化の現実。

年齢を経ると、人生の役割は減っていく。
最初は子供の役割だけだが、学校に行きだして学生の役割も出てくるし、社会人になればオトナの役割、家庭を持てば夫婦の役割、子供ができれば親の役割、そして、定年して社会奉仕などの役割、それも終えて老人の役割となる。

でも、高齢化が進んで、老年になっても、まだまだ役割が残っている。
親の役割をしながら、子供の役割も継続したりしないといけない。
忙しいのはいいことだが、大変だ。

そんな時代をどうやって生きて、死んでいくか。

ちょっと考えないとイケナイ。


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