考えたこと2

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イミテーション・ゲーム
イギリス映画。
シャーロック・ホームズの新しいイメージを作ったベネディクト・カンバーバッチが主演している。

この映画は第二次大戦中に、有名なドイツの暗号生成器エニグマの暗号を破るイギリスの暗号解読チームのリーダー、アラン・チューリングの実話だ。

アラン・チューリングはパズルが好きな数学者。
エニグマの暗号を解くために、すごい働きをする。
真空管しかなかった頃に、暗号を解くための機械を作る。
これがチューリング・マシン。
コンピューターの元になったと言われている。

歴史上の数学者は変わり者が多い。
チューリングもその例にもれない。
そして、変わり者であるがために、世の中に受け入れられないことが多い。
天才の大部分は孤独なものだろう。

チューリングは自分が普通では無いから、苦しむのだ、と言う。
でも、一番の理解者であるジョーンは「あなたが普通と違うから、世界はこんなに素晴らしい」と答える。
天才は世の中を変える発明や発見をするが、それは本人がそうしなければおれないからだ、という事がよくわかる。

この映画はそういう切ない数学者の物語。
第二次大戦を早く終わらせた功労者の物語にしては、あまりにも切ない。

天才は世間に受け入れられない。
死んでから認められる人も多い。

そういう人たちのおかげで、今の科学があるのかもしれない。

いい映画だった。





| | 映画・舞台 | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

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