考えたこと2

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石油危機
ミドリムシが脚光を浴びている。
今日はミドリムシから作ったディーゼルエンジンのバイオ燃料の記事をみた。

Wikipediaによると、ミドリムシは「鞭毛運動をする動物的性質をもちながら、同時に植物として葉緑体を持ち光合成を行う」と書いてある。
要は、動物と植物の両方の特徴を持っているということだ。
だから、太陽の光さえあれば、増やすことができる。

ミドリムシを扱っている、「ユーグレナ」という会社のページを見ると、こう書いてある。

「ミドリムシは、体内の葉緑体によって光合成を行う単細胞生物(微細藻類)であり、古くからその有効活用について活発な研究が行われてきました。 人間が必要とする栄養素のほぼ全てを含むミドリムシは、特に機能性食品や化粧品としての有効利用に期待が注がれています。また、太陽光と水と二酸化炭素だけでも成育することから、大量の食料を搬出できない宇宙などの閉鎖系環境における食料源としての研究もされてきました。」

ページを見ると、サプリメントなどが並んでいる。

しかし、燃料になるとは思わなかった。
いろいろ調べてみると、ミドリムシが体内で作る脂肪が、ディーゼルエンジンの燃料として使われるらしい。
それを取り出すということだが、ミドリムシは体長が0.1mm以下。
その体内に蓄積される脂肪を取り出すのだから、すごい量のミドリムシが必要だが、環境さえ整えてやれば、理論的には光さえあればどんどん増やすことができるから、今回実用化したということだろう。
もちろん実用化といっても、それを軽油に混ぜて使うらしい。

こないだガソリンを入れたが、リッター169円。ビックリする。これは石油危機だ。
みんなハイブリッド車を買うわけだ。
さすがにこれだけ上がると、そのうちトラック輸送の費用も上がるだろう。
アマゾンもいつまで配送料無料でやっていけるのだろうか。

アメリカではそれを見越したのか、ラジコンヘリコプターみたいなもので、商品を空を使って自動運転で届けるということもやろうとしている。
あれは電気で動くから、原子力などの石油を使わない方法で作られたエネルギーなら安くできそうだ。

コンビニの24時間営業なども、いつまで続けるのだろうか。
テレビの24時間放送も、ネオンサインなどの夜間宣伝照明も、みんな電気エネルギーを使っている。
昔、石油危機の時に、テレビの深夜放送が自粛されたことがあったなあ。あの時はネオンサインも消したはずだ。
石油がこれだけ上がってくると、そういう「自粛」も考えないといけないと思う。

原発に反対している人たちは、そういう運動を起こさないのだろうか。
そこまでやらないと、片手落ちだと思うが…。

警察は喜ぶだろう。
昔と違って、夜中も普通に活動する人が増えたことが、犯罪が増えた要因だと思う。

12時間営業になると、生活は変わるだろうなあ。
8時から20時が営業時間になると、夜は静かになる。
ネオンサインも20時までなら、見た目も静かになる。

生産労働人口が減っても、いままで夜中に働いていた人が昼間に働けるようになるから、大丈夫だ。

ぼちぼち、石油がなくなった世界のことも考えないといけない。

ミドリムシが人類を救うかもしれないなあ。

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