考えたこと2

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2011年
2011年はシンドイ年だった。

震災、津波、放射能漏れ、それに乗じた放射能パニック…。
今でも続いているが、何とか放射能の問題に関しては、歩み寄って何が真実かを話せないのだろうか。
正しいデーターは何なのか、専門家は誰なのか。

一方で、世界はどうなっているのだろう。

これはBBCのPictures of the year 2011というサイト。

http://www.bbc.co.uk/news/in-pictures-16221659

写真を見ていると、世界ではアラブの革命やビンラディン死亡、パキスタンやカブール、アフガニスタン、トルコなどの紛争、イギリスの暴動、ギリシャ危機、タイの洪水など、あまりいい年ではなかったことがわかる。
ほとんどが悲惨な写真ばかり。
世界の各地で起こっていることに比べたら、日本はマシに思える。

しかし、BBCのトップページと日本の新聞や放送局のサイトを比べると、なんと内向きなことか。

日本のジャーナリズムは政府の発表を書くだけ。
記者クラブもまだある。
Wikipediaに、「取材対象側から情報提供を安定して受ける結果、横並び意識になり、また記者の能力低下も懸念されている。」と書かれている。
その通りだ。
署名記事も増えない。意見を言っているのに、誰が言っているのかわからない。
きっと、こんなふうにして、太平洋戦争が始まったんだろう。

そういう意味では、ニュースがネットにシフトしていくのは、多様な意見が出てくるということで、良い事かもしれない。

今朝の新聞によると、民主党は消費税を上げることを決めたらしい。
しかし、年金や保険など、問題は一つも解決しない。
歳出削減はどうなったのか。
八ッ場ダムは結局作るのか。
国会議員の数は減らさないのか。
公務員の数は減らさないのか。
このままでは、税金で食べている人が国を潰してしまう。

橋下市長の言っていることは、今の状況では正しいと思う。
だから、圧勝したのだ。
普段、民意民意とセミのように言っている議員は、みんな言うことを聞けばいい。
戦後60年ほど経って、今の日本のシステムは制度疲労を起こしている。
今までの成功を捨てるのは勇気がいるが、それをすることが政治家の努めだろう。
既得権ばかり言っている役所は潰さないと仕方がない。

しかし、その後が問題だ。

2012年はどうなるのだろうか。
ま、それは2012年になってから考えよう。
と言っても、あと3日だが…。

なるようになる。

こういう考え方があるから、暴動が起きないんだろうなあ。


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