考えたこと2

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外国人のこと その2
以前、フランスに長期出張に行ったことがある。

その時に残念だったのは、フランス語がわかれば良かったのに、ということ。
それは当然と言えば当然なのだが、ぼくの理由は言葉がわかればいろいろと面白いことが聞けるのに、ということだった。

職場で朝出会うと握手をして、「ボンジュール」というだけの太ったオジサンがいた。
そのオジサンは握力が強く、手を離した後しばらくしびれるくらいだったので、印象に残っているのだ。

彼は人気者で、いつもニコニコしていた。
彼の回りに集まると、いつも笑いが起きていた。
似たような人は日本にもいたので、何となく彼の存在が身近に思えた。

彼の方も、ぼくのことをエトランジェとして歓待してくれているようであったが、如何せん言葉が全く通じない。
仕方がないから、朝の挨拶だけをしていた。

一度彼の回りに集まって大笑いしていた人に、何が面白いのかを聞いたところ、彼がブローニュの森に行ったら、たくさんの娼婦が並んでいて、彼が目を止めた美女が男だった、という事らしい。
彼の話はいつも面白いんだ、と聞いたフランス人は言っていた。

気のいいオジサンだった。

もう年は70を超えているだろう。

たぶん二度と会えないが、彼と話が出来なかったのは今でも残念だ。

Au revoir monsieur!


| | 考えたこと | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
外国人のこと
この季節になると、毎年ドイツからクリスマスカードが届く。

前の会社にいたときに、お世話になった人からだ。
もちろん、ドイツ人。

ドイツの会社の役員だった。
最後に会ったときには、ぼくの退職を残念がってくれた。

前の会社ではたくさんの海外の人とつながりがあった。

フランス人、イギリス人、ドイツ人、アメリカ人、オーストラリア人…。

一番英語がよく分かるのはドイツ人。
お互いに第二外国語だ。

わかりにくいのは、フランス人とイギリス人。
フランス人はHを発音しないし、勝手にフランス読みをする。
イギリス人は、なまっている英語が正しい英語だと思っている。

面白いのはイギリス人だった。
もちろん、フランス人やドイツ人は言葉がわからないということもある。
英語もそんなにわかるわけではないが、その他の言葉よりはマシだ。
一度中華料理屋で涙がでるほど笑った。
自分の奥さんをネタにして、繰り返すパターン。

ぼくの知っているアメリカ人はみんなマジメだった。

オーストラリア人は親切だ。
過去の付き合いを忘れない。

たった一人か二人の印象だから、当てにはならないと思う。

しかし、そんな付き合いを一人でも、二人でもできたのは良かった。



| | 考えたこと | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) |