考えたこと2

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トイレットペーパー
カウス・ボタンの漫才を聞いていたら、トイレットペーパーの作り方についての話があった。

トイレットペーパーの作り方、確かに難しい。
漫才では長い紙を細長く切って、それを芯に巻くということだった。

さすがにそれはマチガイ。
古紙を集めて、パルプに戻し、余計な物を取り除き、そして紙にして巻き取る。大きなロールにして、そこからトイレットペーパー10個分くらいの横にながい芯に巻き取る。
それを切断して、トイレットペーパーを作るという具合。

普段使っているものはいろいろあるが、それをどうやって作るのか、と言われると難しい。

その中でも気になるものは、インターネットで調べることができる。

便利な時代になったものだ。
インターネットが昔の百科事典になった。
百科事典は場所をとったが、ネットはパソコンと回線があれば使える。

だから、ちょっと調べる気になればわかってしまう。

しかし、人間が一生の間に考えられることは決まっていると思う。

一方で、こういう時代になったから、いろんなことが気になったら、調べることができてしまう。

便利になるのがいいとは限らない、というのはこういうことか。

情報が世の中にあふれかえっている。

今の時代、どれを捨てるか、というのが問題だ。
こんな時代は、今までなかった。

対処法がわからない。




| | 考えたこと | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
文字が立つ
今まで読んだ本で、2回も3回も読んだ本というとそれほどない。

しかし、本当に本を読むということは、何度も熟読するということだろう。
だから、読みたい本の中から、本当に自分が気に入った本を選ぶという作業が必要なのだ。

数少ない何度も繰り返し読んだ本というと…、岸田秀の「ものぐさ精神分析」「続 ものぐさ精神分析」「二番煎じ ものぐさ精神分析」の3冊は、目からウロコの落ちた本だったから、2回は読んだ。

次に山本七平の「一下級将校の見た帝国陸軍」「私の中の日本軍」などの日本陸軍のシリーズ。
これも電車の中で何度も読んだ。

フロイトの「精神分析学入門」も2回読んだと思う。

渡部昇一の、「レトリックの時代」「正義の時代」「英語教育大論争」「発想法」などは思い出深い。

そして、外山滋比古の「思考の整理学」「知的創造のヒント」なども読み返した。

内田樹、池田晶子、立花隆あたりも、2回読んだ本がある。

小説を2回読んだというのは、あったかな…。
ないような気がする。
ホントはいい小説こそ熟読しないといけないのだが…。

昨日、あるセミナーがあって、聞いてきたのだが、その人は本をあまり読まなかったらしい。
しかし、30歳を過ぎて読むようになった。
そんなに多読はしない。
その代わり、気に入った本は文字が立つまで読むとのこと。
ページの上の文字が立つまで読むということだ。

主に中国の古典の現代語訳が多いとのこと。

この「文字が立つまで読む」という表現、なかなか面白い。

何となく、ページをじーっと見ていたら、文字が立ちそうな気がする。

それくらい集中して熟読すると、文字が立つのかもしれない。

残念ながら、ぼくはその経験をしていない。

いつかは文字が立つような読書をしてみたいと思う。



| | 考えたこと | 01:28 | comments(0) | trackbacks(0) |