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2011.11.20 Sunday
Puppy Linux
新しいパソコンにデーターの移動が終わったので、古いパソコンにはLinuxをインストールしている。
以前書いたUbuntuは、バージョン10.40で動いている。 一度、使っていたら画面から11.40にアップデートできます、ということを言われたので、ホイホイとアップデートしたら、途中で動かなくなった。 どうもパソコンが古すぎたようで、ハードがついていかずに止まった。 そこらが自己責任になっているのが、オープンソースである。 しばらくそのままになっていたが、新しい方のパソコンでもう一度Ubuntuの10.40をダウンロードして読み込んだら動くようになった。 このUbuntuの10.40はちょっと重いのだが、全く問題なく動き、インターネット上のサイトも問題ない。 googleのドキュメントやカレンダーなども問題なく見ることができ、書きこむこともできる。 これなら十分に商品になるレベル。 Ubuntu版のファイアフォックスやクロームもあって、ダウンロードできる。 大したものだ。 これが無料とは恐れ入る。 しかし、隣の新しいパソコンはもっとサクサク動くので、もっと軽いLinuxはないのか、と長男に聞いた。 軽いといえば、Puppyだ、ということで探してダウンロードしてみた。 これはUSBやCD-ROMから直接動くほど軽い。 200MBもないのだ。 さっそく設定してCD-ROMから動かしてみると、なるほど軽い。 ワンクリックで何でもすぐに開き、待ち時間はほとんどない。 付属しているブラウザはシンプルなものだが、インターネットを見るにはまず大丈夫かと思う。 しかし、googleのドキュメントやカレンダーは不具合があった。 ファイアフォックスも使おうとしたら、ちょっと表示がオカシイ。 このPuppy Linuxはオーストラリアのおじさんが作っていて、とてもフレンドリーな画面。 ご存知のように、Puppyは子犬のことだ。 子犬のアイコンが出てくるのはそのため。 出てきた頃はLinuxはオープンソースであるため、商用のものには追いつかないのではないかと思っていた。 しかし、いろんなLinuxが目的に応じて出てきており、十分に商用目的で使える。 Windowsが壊れた時には、Puppyを立ち上げて動かすということもできる。 オープンソースの力というのはスゴイものだ。 やりたい人が、自分の楽しみのために作る。 それを動かしているのは、便利になったというユーザーたちの声だろう。 企業で仕方なく作っている(多くはそうではないと思うが)のとは違う。 「こういうものを作りたい」という思いがオープンソースを支えている。 そういう人たちが簡単に集まって、情報交換できる。 これが本当のインターネットの力だろう。 |
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