考えたこと2

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マネーボール
今日映画館で見た。

原作は読んだが、ちょっとイメージが違った。
ブラッド・ピットが主人公を演じたが、どうも思い描いていた姿とは異なる。

原作を読んだ時に書いたのは、「この本は、メジャーリーグの野球という世界最高レベルのスポーツで、過去の因習にとらわれず、カネをかけずに勝てるチームを作るという仕事を実際にやってのけた、オークランド・アスレチックスのゼネラル・マネジャーとそのブレインを縦糸に、そして実際の選手たちや過去に野球というスポーツを解析しようとした人たちを横糸に織り交ぜて、実際の取材に基づいて書かれたドキュメントだ。」ということ。

もともと、ドキュメントとして書かれたものをドラマにするのは難しい。

本に書かれた主人公は、もっと緻密かつ大胆なイメージだった。

でも、おそらく本人はブラッド・ピットのような人なのだろう。
過去に野球選手として失敗し、悩み、そして弱小球団のゼネラル・マネージャーとして野望を持っている、そんな人間。

原作は2時間以上かけても、描き切れない。
映画3本分くらいの量がある。

原作を読まずに見たら、きっといい映画だと思う。

しかし、原作のドキュメンタリーがあまりにも印象が強く、それを読んだ人にはちょっとつまらない、そんな映画になったと思う。

まあ、仕方ないことだが…。


| | 映画・舞台 | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) |