考えたこと2

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グラン・トリノ
久しぶりにいい映画を見た。

クリント・イーストウッドの映画。
グラン・トリノという題名。クルマの名前だ。

彼の役どころは、妻に先立たれ、子供夫婦も去り、一人で暮らす老人。
周囲からわからずやで頑固じじいと思われている。
イヌだけが彼の友達。
時々吐血して、あまり先が長くない事を匂わせる。

そんな彼がアジア系の姉弟と知り合う。

そして二人と親しくなり、弟に工具の使い方を教え、建設関係の仕事を紹介してやる。

姉弟にはアジア系のギャングの従兄弟たちがいた。
あいつらがいる限り、姉弟は安心して生きていけない。

姉が襲われたのをきっかけに、ギャングたちに一人で立ち向かう老人。

老人はグラン・トリノを大事にしている。
古い車だが、ピカピカに磨かれたグラン・トリノは、老人の人生を象徴しているようだ。
何でも新しいものがいいとは限らない。

息子夫婦に老人ホームに入ることを勧められるが、けんもほろろに断る。
一人で生きられなくなったら、死を選ぶというような人生。
彼を見ていると、孤独はつらいものだが、それを選ぶ気持ちもわかる。

純粋なアジア系アメリカ人の方が、世故長けた息子夫婦よりも、老人と合う。

そんな老人を演じられるのは、クリント・イーストウッドしかいない。

古き良きアメリカ。

最後に老人は亡くなる。

老人がかわいがったタオという若者とイヌを乗せて走り去るグラン・トリノ。

それがラストシーン。



| | 映画・舞台 | 13:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
ATOK
今はワープロの標準はマイクロソフトWordになったが、最初は一太郎だった。

ジャストシステムという徳島の会社が作っていた、Made in Japan。

一太郎は日本製らしく、紙と鉛筆の発想で、用紙のどこからでも書き始められた。
Wordがタイプライターの発想で、上からしか書けなかったのとはだいぶ違う。

今は一太郎はWordの互換路線に変わり、何とか頑張っている。

でも、ATOKという日本語処理のソフトはまだ強い。
どうしても、マイクロソフトがタダでつけているIMEに負け気味だが、最初にATOKを見た時はスゴイと思った。

何がスゴイかというと、あめりかと入れると、アメリカと変換される。
てれびと入れると、テレビと変換される。

カタカナの言葉がひらがなで入れられる。
こんな簡単なことが…、と思うかもしれないが、あめりかと入れると、当時はアメリカにならなかった。
カタカナ変換のキーを押して、ひらがなをカタカナになおす、という操作が必要だった。
だから、ATOKが使いたいから、一太郎を使った。

そのうち、一太郎とATOKは別売りになって、ATOKだけでも買えるようになり、Wordの時代が来た。

今はGoogleの日本語変換が出て、ATOKからそちらに変えた。
よく使う言葉や有名な言葉は学習していなくても変換される。
一長一短があるが、いい勝負だと思う。

でも、長いことATOKは日本語変換の第一位だった。

まだATOKはしばらく1位を保つかもしれない。
しかし、Googleの無料攻撃にはなかなか勝てない。

残念だが。




| | 考えたこと | 00:43 | comments(0) | trackbacks(0) |