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2011.11.20 Sunday
地球と月
月の引力については、以前書いた。
その後またテレビを見た。月の地球に及ぼす影響のことだ。 月がなかったら、地球の地軸は90度までいくほど不安定になるらしい。 90度になったら大変だろう。 自転が昼と夜を作らず、ずっと昼間の部分と夜の部分に分かれる。 地熱があるから、どこまで冷えるかわからないが、日照がなければ人間は住めないだろう。 今まで読みとばしていたが、月はだんだんと地球から離れていっているとのこと。 1年間で3.8センチだから、別にどうということはない。 しかし、10億年たつと、38億センチ=3800万メートル=3万8千キロメートル離れる計算。 今の距離が38万キロメートルだから、一割遠のく計算になる。 どこかの距離になったら、地球の重力をふりきって、離れていくことになる。 残念ながら、その時まで生きていることはできない。 人類が生きているかどうかもわからない。 今の地球を取り巻く環境というのは、奇跡的なものかもしれない。 月の存在一つとっても、僥倖というべきものだ。 でも、そういう風に考えると、そうなるが、そう考えなければ、そうならない。 まず、そうなっていなければ、人類は生まれていない。 他の形の生物が生まれていたかもしれない。 その生物がぼくらと同じように空を見上げて、こんなことを考えるようになっていたかもしれない。 何せ、何億年という単位の時間は想像しにくい。 宇宙のことを考えると、すぐに億の単位が出てくる。 まあ、億だからこそ、心配もせずに考えられるとも言えるが…。 |
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