考えたこと2

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木枯し紋次郎
一世を風靡した時代劇。

木枯し紋次郎。
いつも長い楊枝をくわえていて、「あっしには関わり合いのねえことでござんす」というセリフが有名。
剣は強いが、型はめちゃくちゃの喧嘩剣法。

笹沢左保の原作だった。

当時、時代劇にしてはニヒルな主人公。
世の中を拗ねているような、無宿者という設定。
関わり合いがない、といいつつ、結局は情にほだされて人のために何かしてしまう。

素直ではない。
そんな美学があった。

テーマソングが上條恒彦の「誰かが風のなかで」だった。
この曲も、時代劇に似合わないギターのイントロの曲だった。

中村敦夫の出世作。
何もかも型破りの時代劇。

それが1972年。

生きているってことは、さびしいことだねぇ、というドラマだった。


| | 考えたこと | 22:43 | comments(3) | trackbacks(0) |