考えたこと2

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アトム
アトムがいたら、助かるだろうなあ、と思うのが大震災。

アニメのように、飛び回って、がれきなどすぐにまとめてしまう。
そして、それを宇宙に持っていって、捨てる。

手塚治虫が生きていたら、そんなストーリーを描いただろうか。
それとも、そんなに単純なストーリーは描かないだろうか。

アトムは天馬博士が亡くなった息子の代わりとして作ったロボット。
本物の息子ではない、ということで天馬博士は去る。
それで、お茶の水博士のところにいる。

そういう誕生の秘密がある。
あの頃は、そんなことは考えなかったが、考えたらかわいそうな生い立ちだ。
生みの親から拒絶された子ども。
それがアトム。
人間よりも人間らしい心を持っているロボット。
だが、アトムが泣くところを見たことはない。

そういえば、アトムはぼくらのヒーローだったが、アトムになりたいとは思わなかった。
スーパージェッターにはなりたいと思った。
その違いは、アトムがロボットだからか…。

そう思うと、不憫なロボットだ。

手塚治虫は、子どもたちはアトムをヒーローだと思うが、アトムになりたいとは思わないということを計算して描いていたのか。
誰もがそうなのかはわからない。

でも、ぼくはアトムになりたいとは思わなかったと思う。

だから、テレビシリーズの最期は、アトムがロケットを持って、太陽に突っ込んでいくというスジだったのか…。

手塚治虫が生きていたら、聞いてみたい。




| | 考えたこと | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
エネルギー
地球上にはいろんなエネルギーがある。

ひとつは石油だ。
燃やすと、酸素が入って、分子の結合が変わり、熱エネルギーが出る。

石油の化学反応の熱エネルギーによって、自動車を動かしたり、発電をしたり、いろんなことができる。
ただ、その時に発生した二酸化炭素が多くなると、ちょっと困ったことが起こる。
地球温暖化だ。(ただ、本当に二酸化炭素のせいかどうかは、まだわからないらしい。)

二酸化炭素は植物が取り込んで、酸素になって出てくる。
その過程で、植物が成長するためのエネルギーができる。
これが光合成というやつだ。
この植物が持っている化学変化は効率も高く、いまだに人間にはマネができない。

しかし、植物は減るわ、燃やす石油は増えるわで、地球上には二酸化炭素が増えている。
産業革命以来、人間はたくさんの石炭と石油を燃やしてきた。

そんな人間の営みなど、自然から比べたらたいしたことはない…、と思っていたのに、今や地球規模で影響を与えるようになった。

温暖化で、北極の氷が溶けているらしい。

そのうち、日本も温暖化で海面が上がり、沈んでしまうかもしれない。
そんなことは、地球規模ではたいしたことではないだろう。
だいいち、大昔は5つの大陸がひとつにまとまっていたのだ。
パンゲアという大陸。

5つの大陸に分かれるときには、何度も大きな地震や津波があっただろう。

そんな地球の歴史を考えると、言い古されたことだが、人間などちっぽけなものだと思う。
地球の覇者になって、我が世の春を謳歌しているが、所詮2000年くらいの話。
地球の年齢は、40億年ほどだから、2000年などほんの一瞬だ。

これから先、どうなるかはわからないが、世界はいつかなくなる。

しかし、エネルギーはなくならない。

形のないものは、強い。


| | 考えたこと | 00:41 | comments(0) | trackbacks(0) |