考えたこと2

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木枯し紋次郎
一世を風靡した時代劇。

木枯し紋次郎。
いつも長い楊枝をくわえていて、「あっしには関わり合いのねえことでござんす」というセリフが有名。
剣は強いが、型はめちゃくちゃの喧嘩剣法。

笹沢左保の原作だった。

当時、時代劇にしてはニヒルな主人公。
世の中を拗ねているような、無宿者という設定。
関わり合いがない、といいつつ、結局は情にほだされて人のために何かしてしまう。

素直ではない。
そんな美学があった。

テーマソングが上條恒彦の「誰かが風のなかで」だった。
この曲も、時代劇に似合わないギターのイントロの曲だった。

中村敦夫の出世作。
何もかも型破りの時代劇。

それが1972年。

生きているってことは、さびしいことだねぇ、というドラマだった。


| | 考えたこと | 22:43 | comments(3) | trackbacks(0) |

コメント
沖縄返還、浅間山荘事件、テルアビブ乱射、横井庄一さん、梶芽衣子、結婚しょうよ、学生街の喫茶店・・・なんか、わりと暗い世相でしたね。
| | 2011/06/16 1:23 PM |

ちなみに69年はベトナム戦争、ウッドストック、東大安田講堂、70年は大阪万博、ヨド号、三島由紀夫、71年は成田闘争、子連れ狼・といった流れで72年。荒井由美が73年「ひこーき雲」で、ばーッと雰囲気変わるんだけどね。
| sandasun | 2011/06/16 2:33 PM |

そうですね。
荒井由実の登場がなんとなく変化でした。

しかし、木枯し紋次郎のころは、まだ何となく暗かったという感じですね。
あのニヒルさは、衝撃的でした。
子連れ狼の方が先だったんですか…。

あれも、暗かったね〜。

しかし、仕込みの入った乳母車がちょっと唐突でした。
突然、鉄砲が出たりして。

いつもあれを使えば、斬り合いなどしなくてもいいような感じでした。

あれはあれで、結構荒唐無稽だったような気もします。



| suzy | 2011/06/17 12:06 AM |

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