考えたこと2

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ネット社会
仕事で中国の人と会った。

以前、中国の人に会ったのは2004年。
このときは、大卒の新人たちだったが、みんな優秀だった。

その前は1988年。
このときは出張だったが、上海はまだ日本に比べてだいぶ貧しかった。

今日会った人は女性で40代から50代くらいだったが、顔つきが違う。
自信を持っている、という感じだった。

日の出の勢い、というヤツだ。
GDPが日本を抜いて2位になりましたね、というと誇らしげにしていた。

中国の若者は、どんどん海外に出ていきたい、ということだった。
日本のように優秀な国と一緒にやっていきたい、という。

一体、いつ頃までそう言ってもらえるのだろう。
名実ともに日本を完全に抜き去る日が来るのだろうか。
そういう時まで中国は一つの国なのだろうか。
13億もいる人口はどうなっていくのだろう。

情報が国境を越えて、簡単に出ていってしまう21世紀。
ウィキリークスなど、20年前なら考えられなかったが、今は簡単にできる。
インターネットという、とてつもないネットワークが世界中を結ぶ。
文字が問題だったが、不完全とはいえユニコードというものが出来て、漢字も扱えるようになった。

現にチュニジアではインターネットによって、長いこと続いた独裁政権が倒された。
ツィッターやフェイスブック、ユーチューブなどがその助けとなったという。
エジプトも今そういう状態になりつつある。

もしかしたら、核よりもインターネットの方が威力があるかもしれない。

これから世界はどうなっていくのだろうか。

何かが起こるとしたら、きっとインターネットが起点だろう。
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