考えたこと2

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若い人の時代
これからどうやって生きていくか。

難しい。50歳を過ぎて4年。
まあ、ぼくらはもうすぐ終わりだから、まだいいだろう。

今の若い人はもっと難しい。
日本が戦後続けてきた制度が、もう続けられない。
終身雇用、企業内組合、年金制度、国民皆保険、年功序列、新卒一括採用…。
これから激動の社会になるだろう。

若い人たちは、この荒波を乗り越えていかなければならない。
よく考えたら、今でも荒波のような社会か…。
仕事はなかなかないし、年金はもらえるかどうかわからないし、保険制度もどうなるかわからない…。
そういう意味ではどっちみち荒波なのだから、激動の方が今の停滞感よりはマシか。

今の時代を作ったのはぼくら大人だ。
作るのを失敗した。
右肩上がりがずっと続くという幻想にとらわれて、いろんな制度を作った。
そして、成長が止まり、高齢化が進んでもなかなかそれを変えようとしなかった。
今もまだ変えることができない。
若い人から搾取するのにも、限度がある。

そのうち、エジプトやチュニジアのように、デモが起きるかもしれない。
そして、日本は一度崩壊するかもしれない。
でも、そのほうがよいのかもしれない。

スクラップ&ビルドが早いか…。

しかし、いったん崩壊したときに、いろんな事が起こるだろう。
それに耐えて、新しい制度と国を作る…。
そういう役割を今の若い人ができることを望む。

そんなに筋書きどおりにはいかないだろうが…。


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