考えたこと2

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厳しい先輩
人生では「厳しい先輩」が時には必要だ。

スパルタで、不可能なことでもやれ、というのが「厳しい」とは言わない。
厳しさとは、理想を見据え、そして達成可能かどうか…、という目標を与えることだ。

ちゃんと理想を語り、そして実現可能性をはかり、ポイントとなるところで進捗の方向をチェックする。

そんな厳しい先輩があらまほしい。

最悪なのは、最初の理想の位置が違っている場合。
これは普通は合っているはずだが、そこが外れていると大変だ。
やっていることが的外れになる。

「これ、やっといて」と言って後で見た時、「えー、何でこんな事になってんねん」という事がある。
それが、この場合。

ころあいを見はからって、進捗をたずねてくれない場合もある。
大きな的外れはないが、やっぱりやり方が悪かったり、取り組みの方法が悪かったりする。
そういう事を修正する。

厳しい先輩はそういう部下を育てる(自分の仕事を貫徹する)気合いがある。

ぼくはそれができない。
自分でやるタイプだ。
自分には人は育てられない、と割り切っている。
ぼくができるのは途中まで。
後は誰かに任す。

悪いとは思うが、それは仕方ない。
努力はするが、できないものはできない。

情けない…。



| | 考えたこと | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
ひこうき雲
BSでユーミンの歌をやっていた。
Master Tapeという番組。
荒井由美のアルバム、ひこうき雲のレコーディングを再現していた。

細野晴臣、松任谷正隆、林立夫、松任谷由実の4人が集まって、今はなきアルファ・スタジオを思い出しながら、曲を聴く。
ひこうき雲やベルベット・イースター。
1973年の発売。

当時の16チャンネルのレコーダーだ。
アナログのテープ。
かなり太いテープだ。

松任谷正隆がエレキピアノやオルガンを弾いている。
自分のプレイをふり返って、こんなプレイをしていたのか…、と言っていた。

当時はフォーク全盛の時代。
その中に新星として突然出てきた。
35年経って、今聞き直しても新しい。

ピアノをどっちが弾いていたっけ、という話になった。
「このアルバムは私」、とユーミン。
「こんなに弾けるんだ」、と松任谷正隆。

ひこうき雲はユーミンが弾いていた。
ミスリムからは、松任谷正隆になった。

ユーミンはアルバムの最後の歌、「雨の街を」という曲が一番思い出深いと語っていた。
何でも、2〜3日前に井の頭公園を松任谷正隆と歩き、好きな花はダリヤと話したら、レコーディングの日に牛乳瓶に1本ダリヤがさしてあったとのこと。

そういう思い出が、作り手にもあるのか…。
当然のことを改めて思う。

もう一度やりたい、という話もしていたが、やっぱりやらないだろう。

あの頃の思い出は、あの頃のまま、置いておこう。




| | 考えたこと | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |