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2010.02.20 Saturday
ひこうき雲
BSでユーミンの歌をやっていた。
Master Tapeという番組。 荒井由美のアルバム、ひこうき雲のレコーディングを再現していた。 細野晴臣、松任谷正隆、林立夫、松任谷由実の4人が集まって、今はなきアルファ・スタジオを思い出しながら、曲を聴く。 ひこうき雲やベルベット・イースター。 1973年の発売。 当時の16チャンネルのレコーダーだ。 アナログのテープ。 かなり太いテープだ。 松任谷正隆がエレキピアノやオルガンを弾いている。 自分のプレイをふり返って、こんなプレイをしていたのか…、と言っていた。 当時はフォーク全盛の時代。 その中に新星として突然出てきた。 35年経って、今聞き直しても新しい。 ピアノをどっちが弾いていたっけ、という話になった。 「このアルバムは私」、とユーミン。 「こんなに弾けるんだ」、と松任谷正隆。 ひこうき雲はユーミンが弾いていた。 ミスリムからは、松任谷正隆になった。 ユーミンはアルバムの最後の歌、「雨の街を」という曲が一番思い出深いと語っていた。 何でも、2〜3日前に井の頭公園を松任谷正隆と歩き、好きな花はダリヤと話したら、レコーディングの日に牛乳瓶に1本ダリヤがさしてあったとのこと。 そういう思い出が、作り手にもあるのか…。 当然のことを改めて思う。 もう一度やりたい、という話もしていたが、やっぱりやらないだろう。 あの頃の思い出は、あの頃のまま、置いておこう。 |
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