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2010.02.28 Sunday
夢も希望もない
60年代の流行語。
忘れていたが、今日、ノートを見て思いだした。 誰が言ったんだったっけ…。 東京ぼん太だった。 1963年。ぼくが小学校1年の時。 それから、日本は成長した。 1964年の東京オリンピック、1970年の万国博覧会、バブルの80年代〜90年代。 そして、崩壊した。 バブル崩壊の90年代〜00年代。 2009年民主党政権が誕生し、2010年を迎えた。 税収が減り、非正規雇用が増え、本当に夢も希望もなくなった。 夢も希望もない、が流行したのは本当は夢も希望もあったからだ。 昔の枠組みが壊れようとしていた1963年ごろ。 核家族化が進もうとしていた。 交通事故も増えようとしていた。 豊かになっていく代償だったのかもしれない。 それが、夢も希望もない、という流行語を生んだ。 でも、今度は本当に夢も希望もないように見える。 だから、夢も希望もない、という人もいない。 本当にそうなのか。 ぼくらが知恵を出して、若い人の未来を作らないといけない。 夢も希望もない、と言えるように。 |
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