考えたこと2

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笑い
生き物がたくさん地球上にいるが、笑うのは人間だけだ。
ということは、笑うということは、動物と人間を分ける一つのポイントだろう。

なぜ人間は笑うのか?
色々な説があるが、ぼくは岸田秀先生の説を信じている。

心理学者の岸田先生はフロイトの信奉者。その視点で世の中の色々な疑問を解決してくれる。
その一つが笑いに関する解釈。

先生の説は、まずは「人間は本能が壊れている」ということだ。
この「本能が壊れていること」が、全ての人間らしいことの原因。

本能が壊れているから、心は常に緊張状態にある。
その緊張状態から、開放される瞬間に笑うのだ。

漫才を見ている。
笑いのない場面では、緊張がある。
でも、面白いところでは緊張がゆるむ。
それが笑いのもと。

犬は本能のままに生きている。
だから、よけいな緊張はない。
したがって、笑いもない。

これは説得力のある説明だ(とぼくは思う)。

お互いに笑顔のを交わすのは、知り合いである証拠。
敵意はないですよ、という意味の笑い。
緊張を解くことができる関係、ということになる。

枝雀の言っていた、笑いは緊張と緩和という話もこういう説明で納得できる。

緊張と緩和の落差が大きいほど、笑いは大きい。

この説明が一番合理的だ。

岸田先生はえらい。



| | 考えたこと | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
ちゃらい
ちゃらい、という言葉がある。
これも平成の新語ではないか。
これだけ聞いたら、よくわからないが、話している時に聞くと、ニュアンスがわかる。

「私らからみても、若い人はちゃらいと思う。」

というように使う。
ちなみにこれは、21歳の人が、19歳の人を見て言っている言葉。

何となくわかるでしょ。

「チャラチャラした」という意味だ。
チャラい、と書くべきかもしれない。

「派手な」というような意味か。
あまり、良いようには使わないと思う。

きもい、という言葉もあるが、これは気持ち悪いという意味。

この手の言葉も増えてきた。

何でも略して短くいうのが今の流行。

キラキラした、というのが「キラい」。
ベトベトした、というのが「ベトい」。
ワクワクする、というのが「ワクる」。
ドキドキする、というのが「ドキる」。

そのうち、こういうのも出てくるかもしれません。

ちなみに、ギョギョっとする、というのを「ギョギョる」というのはもうあるようです。

これは略していませんが…。


| | 考えたこと | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) |