考えたこと2

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廃刊雑誌
12月にニュースになっていたが、小学6年生、小学5年生が廃刊になるという。
永らく持ちこたえてきたが、もうダメだということらしい、

小学6年生は最近はジャニーズ系のタレントを多用した紙面作りをしていたが、それでもダメだということらしい。
まあ、少子化の影響をもろに受ける雑誌だからなあ。

それでも、小学1年生から4年生はまだ大丈夫。
小学1年生は、とりあえず親が買うというケースもあるだろう。
低学年の間はまだマシということになる。

今の時代の難しいところは、少子化だからといって、親が子にかける費用を増やすとは限らないということだ。
科学と学習という雑誌も廃刊らしい。
これこそ、ぼくらが小学生の頃は学校が斡旋して売っていた。(神戸市では)それくらい、学校が生徒のためになると思っていた(のではないか)。
ああいうことができなくなったのが痛いのだろう。

科学の付録はよくできていたとぼくは思う。さすが学習研究社だ。
あれは、年間購読するからこそ、できたような雑誌ではないか。
今月は付録に金をかけすぎたから、来月に減らそう…というようなこともあったと思う。

ちなみに、学習研究社は現在は学研ホールディングスという会社になっている。
塾やいろんな教育関係の会社を合併したらしい。
子どもに関わる会社は大変だ。例外なく事業拡大している。
事業拡大しないと生き残れないということだ。ただし、人は減っているのだろう。

小学校の高学年になると、ぼちぼち自己主張が始まって、大人の月刊誌がほしくなる。
昔でいうと「明星」や「平凡」というカテゴリー。

現在、明星は今はMyojoと改名してジャニーズなどを扱う雑誌になっているらしい。
平凡はずっと以前に休刊したまま。

もうアイドルもはやらないということだろう。
携帯のメールや掲示板の書き込みで忙しいということもあるかもしれない。

雑誌の発行部数の総数はかなり減っていると思う。

出版文化というものが衰退して、これもインターネットに吸収されていくのか。

それでも、必要なものは残るだろう。
要はクオリティだ。

| | 考えたこと | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゴールデン・グローブ賞
アメリカのショービジネスの賞である、ゴールデン・グローブ賞の歴代の受賞者を見た。
すごい賞だから、もらってうれしいのは誰も同じ。

さすが、ショービジネスの世界の人だけのことはある。
出てくる人はいずれもどこかで見たことがある。
世界的に有名な俳優、ドラマでちょっと見たことがあるかなという俳優など、いろいろいたが、どの人も感激していた。

ノミネートされた人が、バーティ会場に集まっているのだろう。
その瞬間までわからないのか、それとも事前に知らされているのか、それはわからない。
でも、ショーをテレビで見ているかぎり、その時に知らされているようだ。
何せ、一人の女優は受賞の瞬間に、トイレに行っていて、その間ロビン・ウィリアムズ(客席からの飛び入り)が間を持たせていたくらいだから。

どの人も受賞して謝辞を述べる。
だいたいの人は、ゴールデン・グローブ賞を運営している団体に謝辞を言っていた。
大御所になったり、何度も受賞している人は別だったりするけど。

しかし、感心するのはいずれも笑いをとることを忘れないということ。
あれはジョークというのかどうかわからないが、何かひと言笑いをとる。
まるでそうするのが礼儀みたいに、笑いをとる。

ショービズの世界だからサービス精神旺盛なのか、ああいうパーティ形式の授賞式だからか…。
そういう雰囲気でもある。みんな笑顔というより、笑い顔で何かを期待しているという感じ。

そういう場面で、笑いを取れるからこそ、賞をもらえるのだろう。

賞をもらって、謝辞を言いながらトロフィーをいじっていて、壊した人もいた。
また、それをネタに笑いをとる。
日本なら、主催者側が走ってきて、トロフィーを交換するとか何かあるのだろうが、そんなことはおかまいなし。
壊した方も、悪びれることなく同じ調子でしゃべる。

ああいう時に笑いをとるのは、日本人は苦手だ。
マジメだからいいというものではない。
授賞式だから、笑ってはいけないという雰囲気もある。

人前で話すときには、何かひとつは笑いをとらないといけない。
聞く方も、そういうところをわかって聞いてほしい。
もちろん、マジメな席はあっていいし、そういうところでは笑わない。
でも、話し手が笑いを求めていても、暗黙の了解事項のように、笑わないという雰囲気もある。

緊張も大事だが、緩和も大事なのだ。
それを少しわかれば、日本の式ももっと面白くなるだろうと思う。
| | 考えたこと | 00:57 | comments(0) | trackbacks(0) |